暴落・荒波・金融危機……。コロナ相場にも負けない投信運用の極意とは?

 運用はプロにお任せの投資信託。資産形成の強い味方だが、リスクを減らし安定した利益を得るためには「どんな投信を」「どのような比率で」保有するかが最重要だ。

コロナ相場にも負けない投信運用の極意とは?

暴落にも強くなる

’08年のリーマン・ショック時から現在までの世界全体の株価の値動きを示したチャート。’08年以降大きく値を下げているが、その4年後にはリーマン以前の基準に回復。’19年までに’09年の約3倍にまで価値を伸ばしている。金融危機に直面しても、売却せずに保有・積み立てし続けたほうが利益が得られるのだ

「少額から積み立てができる投資信託も、高リターンが期待できるからと高リスクの投信に積み立てていると痛い目を見ます。自身の年齢や資産状況によって安定性とリスクのバランスを考えたポートフォリオを組むことが肝要です」  そう語るのは投資信託アドバイザーの竹内弘樹氏だ。コツコツと積み立てながら運用することで資産が安定的に増える投資信託。だがコロナ禍ではどのファンドでも投げ売りが相次ぎ、大きく値を下げる結果となった。「続けても損をするんじゃないか」という不安を抱くのはごもっともだが、竹内氏はそんな懸念を一蹴する。 「短期的に見れば、価格が下落し資産が減ることもありますが、投資信託は10年スパンの中長期的目線で行うもの。長い目で運用すれば世界経済の成長に準じてほぼ確実に資産は増えます。そのため、慌てて売却しないことが大切。一時的な増減に一喜一憂せず、コツコツと積み立てを続けるのが正解です」

金融危機下でのパニック売りを避けることが大事

 ファイナンシャルプランナーの佐々木裕平氏も「金融危機下ではパニックになって売らないことが大前提」と同様の意見を述べたうえでこう続ける。 「株価が下がれば、当然普段より安く買えるということ。『安く変えてラッキー』くらいの余裕を持ち、前向きに臨むべき」長期的な視点をもち、良い投信を適切な比率で保有することが安定収益への第一歩というわけだ。
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長期保有はわかったけどいつまで運用すればいいの?
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