新型コロナ対策、テレワークの完全実施はわずか1割。「自己管理が難しい」「対応できる業務がない」など導入に壁。
働き方の変化や非対面のコミュニケーションに戸惑い
これまでと仕事のやり方を変えることや非対面のコミュニケーションへの戸惑いを感じているようだ。「特に課題や難しいことはない」はわずか6.6%だった。通勤時間や移動時間が削減できることから、リモートワーク/テレワークの継続を希望する人が一部で見られるものの、普及には業種や働き方に対する考え方といった壁がある。
終わりが見えない状況や給与カットに不安
調査を行なったNTTデータ経営研究所は調査内で、「2月以降のライフスタイルの変化をみても、コロナによる変化が悪いことばかりではない。『職場の飲み会』や『家族と過ごす時間』などのように、これまでよりも好ましい時間を過ごしている人もいる。
一方で、『緊急事態宣言』発令時の調査において、4 分の3以上の人が漫然とした不安を抱えている現状から、長期的な視点では、感染リスクや経済損失に加え、今後一層、メンタルケ アの重要性も本調査では示唆している」と述べた。
<文/薗部雄一> 1歳の男の子を持つパパライター。妻の産後うつをきっかけに働き方を見直し、子育てや働き方をテーマにした記事を多数書いている。
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