なぜか湧き上がる「橋下徹総理待望論」。そこで彼の過去発言を振り返ってみた

人間関係について

「僕が考える友だちの本質とは――  ・メリットなし  ・面倒ばかり  ・いっしょにいてもなにか与えてくれるわけではない  つまり、損をすることはあっても、得られるメリットは特にない」 「だから、グループの動きに足並みを揃えて、誰かをいじめてしまう『世渡り』を僕は『絶対に悪だ』『いますぐにやめるべきだ』とは思いません」 「ほかの子に無視されたくない。いじめられたくない。そのような気持ちから、やむを得ず、いじめに荷担してしまったのであれば、しかたのないところではあります」 「強いグループに組み込まれるというのは、具体的には周囲の力関係を見ながら、ジャイアンのような強い子についていくという方法です。もっとわかりやすく言うと、スネ夫のような生き方といえばいいでしょうか」(以上、(『どうして君は友だちがいないのか』) 「だから、自分の位置や他人との関係やヒエラルキーを守るために、いじめてしまうのはある程度、しかたがない」(『どうして君は友だちがいないのか』河出書房新社) 「小泉元首相がやったことと比べれば、僕のやったことなんて鼻くそみたい」(2008年9月26日 朝日新聞 Internet Archive

■橋下の交渉術

「交渉において非常に重要なのが、こちらが一度はオーケーした内容をノーへとひっくり返していく過程ではないだろうか。まさに、詭弁を弄してでも黒いものを白いと言わせる技術である」 「交渉では“脅し”という要素も非常に重要なものだ」 「私は、交渉の過程で“うそ”も含めた言い訳が必要になる場合もあると考えている。自身のミスから窮地に陥ってしまった状況では特にそうだ」 「正直に自分の過ちを認めたところで、何のプラスにもならない」 「絶対に自分の意見を通したいときに、ありえない比喩を使うことがある」「たとえ話で論理をすり替え相手を錯覚させる!」(以上、『図説 心理戦で絶対負けない交渉術』日本文芸社) 「どんなに不当なことでも、矛盾していることでも、自分に不利益になることは知らないふりを決め込むことだ」(『最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術』日本文芸社)
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