「電話再診」で医療従事者を守れ。 新型コロナ災害下を生き抜くヒント

電話再診イメージ

tiquitaca / PIXTA(ピクスタ)

医療従事者は最前線で奮闘している

 致死性を持つウイルス“新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)”が世界中で猛威を奮っています。衛生管理に神経質なほどに厳しい国、と言われることの多かったここ日本でも、新型コロナウイルスは次々と感染者を生み、日本を瞬く間に緊急事態状態に陥れてしまいました。  このような深刻な状況下で私たちの健康と命を守ってくれるのは、言うまでもなく医療従事者たちです。彼ら/彼女らは、新型コロナウイルスに侵された人たちを1人でも多く救うべく、いまだ謎の多いこの感染症(COVID-19)と日夜、闘い続けています。  先の見えない不安定で異常な状態が続く世の中では、メンタル面に不調をきたす人も増えるかもしれません。そのような時に頼りになるのもまた、精神科/心療内科医、臨床心理士、理学/作業療法士、そして、産業医、保健師、薬剤師などの医療従事者たちです。  彼ら/彼女らを守るために、私たち一般人に何ができるでしょうか。

電話再診 ~ 自身と医療従事者を救うために

 医療従事者たちに助力するために、我々にできることがあります。その一つが「電話再診」です。  これは、かかりつけの病院を受診(※ 再診)する際に、病院には行かず、電話を通じて診察を受け、処方箋を発行してもらう、というものです。この診察方法によれば医師と対面する必要がなくなり、待合室で他の患者さん達と一緒になることもありません。それにより、病院内で自分から他人へ、他人から自分へ、新型コロナウイルスをうつしてしまうのを防ぐことができます。  繰り返し報じられているように、新型コロナは、まだ何の症状も表れていない感染者からもうつり得るという、困った性質をもっています。したがって、無症状の人(例えば、新型コロナかもしれない症状はないが、持病の腰痛で整形外科を受診したい人)であっても、電話再診を利用することには意味があります。  電話での診察が終わると処方箋が発行され、かかりつけの調剤薬局までFAXで送られます。頃合いをみて薬局に行き、薬を受け取りましょう。薬局まで行きたくない場合は、薬を自宅まで郵送してもらえるかどうか、薬局に尋ねてみるといいでしょう。もしも郵送可であれば、調剤薬局まで行く必要がなくなり、薬剤師さんや他のお客さん達にうつしてしまう心配もなくなります。
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もちろん「電話再診」には注意点もある
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