記事の内容が記事の内容だけに、「おい、この野郎！ 自称・選挙ウォッチャーのオマエ！ こんなもの国民に向けたメッセージのために、あえて撮影しているに決まってんだろ！ 国民にわかりやすく演出しているだけなのに、いちいち歪んだ記事を書くな、このクソパヨク！」と言っちゃう人たちが湧いてきちゃうことぐらい、マルッとお見通しです。本当は寝る暇もないぐらいに頑張っているのに、僕がパヨクだからこんな記事を書いていると思い込んでしまう脳味噌お花畑の皆さんに、日本の命運を大きく左右する今週末、安倍晋三総理がどう過ごしていたのか。首相動静で確認してみましょう。

【４月１１日（土）】 　午前８時現在、東京・富ケ谷の私邸。朝の来客なし。 　午前中は来客なく、私邸で過ごす。 　午後２時４２分、私邸発。 　午後２時５３分、官邸着。 　午後３時４分から同３１分まで、加藤勝信厚生労働相、菅義偉官房長官、西村康稔経済再生担当相、西村明宏、岡田直樹、杉田和博各官房副長官、北村滋国家安全保障局長、和泉洋人、長谷川栄一、今井尚哉各首相補佐官、樽見英樹新型コロナウイルス感染症対策推進室長、森健良外務審議官、鈴木康裕厚労省医務技監。同３２分から同４１分まで、西村経済再生担当相。同４時４分から同１８分まで、新型コロナウイルス感染症対策本部。 　午後４時１９分から同３３分まで、高市早苗総務相。 　午後４時４０分、官邸発。 　午後４時５２分、私邸着。 　午後１０時現在、私邸。来客なし。

［出典：時事通信］ 　さすがの僕も鬼じゃないので、いくら総理大臣だからって、24時間働けとは言いません。しかし、今は緊急時なのです。安倍晋三総理にはゴルフ三昧できるだけの夏休みも年末年始の休みもあるのです。まさに、いわば、日本の命運がかかっていて、下手をすれば日本経済がペンペン草も生えないぐらいに終わってしまう可能性だってある中で、その最悪の事態を回避するための操縦桿を握っているのは、他ならぬ安倍晋三総理のはずなのです。国民の皆様の生活を支えるために、稼いだお金のかなりの割合を税金や年金として差っ引かれ、社会に貢献している末端ライターの僕ですら、平日も休日もないくらいに一生懸命働いているのに、安倍晋三が何をしているのかって、コレです。 　いくら総理大臣だからって、まったく休みがないというわけにはいかないのだから、土曜日がたまたま休みだったに違いないと、優しい解釈をしてあげる方もいらっしゃるかもしれません。そもそも、これほど重要な週末は後にも先にもないと思うので、こんな時に休みをかましている奴は絶対にヤバいと思いますが、４月12日の日曜日は何をしていたのか。絶対に働いているに違いない。というか、今、このタイミングで働いていなかったら逆にいつ働くのか分からないレベルです。さあ。ご覧いただきましょう、安倍晋三総理の首相動静がコチラです。

【４月１２日（日）】 　午前１０時現在、東京・富ケ谷の私邸。朝の来客なし。 　午前中は来客なく、私邸で過ごす。 　午後３時４０分、私邸発。 　午後３時５１分、官邸着。同４時９分から同５時７分まで、加藤勝信厚生労働相、菅義偉官房長官、西村康稔経済再生担当相、西村明宏、岡田直樹、杉田和博各官房副長官、北村滋国家安全保障局長、和泉洋人、長谷川栄一、今井尚哉各首相補佐官、樽見英樹新型コロナウイルス感染症対策推進室長、森健良外務審議官、鈴木康裕厚労省医務技監。 　午後５時３３分、官邸発。 　午後５時４６分、私邸着。 　午後１０時現在、私邸。来客なし。

［出典：時事通信］ 　この日は夕方に家を出発し、首相官邸に着いた瞬間から出発する時までを勤務時間と考えても、トータル１時間42分。病院では平日も休日も関係ないくらいに医療関係者が感染リスクと隣り合わせの状態で一生懸命働いているのに、これから爆発的に感染者が増え、医療崩壊が起こり、患者をトリアージしなければならない状況に陥るかもしれないにもかかわらず、安倍晋三総理がやっていること。 　霜降り明星の粗品さんのツッコミ方で「２連休！」と言わなければいけないでしょうか。 　世界にはユニークな取り組みで、国民に新型コロナウイルスについて理解してもらったり、国民に安心してもらおうとする首相や大統領がいます。先日のニュージーランドのアーダーン首相は、Facebookライブで「子供を寝かしつけた後」というカジュアルな格好のまま、現在の状況について説明。その後も、定期的にFacebookライブを活用して、発信を続けています。 　イスラエルのリブリン大統領は、絵本の読み聞かせを公開。アイルランドのバラッカー首相はもともと医師だったため、週１で医療現場に復帰することにしました。それぞれタイプは異なりますが、各国で「神対応だ」と絶賛されています。（参照：” コロナ地獄の中、神対応が話題の各国リーダーたち。で、安倍首相は？“｜女子スパ） 　一方で、我がニッポンの総理大臣、ミスター・アベは何をしていたのか。愛犬と戯れ、茶をしばき、まったり本を読んで、テレビをザッピングです。マジ、何なん？ 　これまでずっと指摘をしてきましたが、西日本豪雨災害の時も、台風15号や台風１７号の被害の時も、安倍政権は何もしてきませんでした。 　国民の生命がかかっている、まさにその時、緊張感もなければ危機感もなかったのです。そして、被害に遭った人たちにまともな補償を約束したこともありませんでした。いざとなった時にまったく役に立たない無能な政権を今日の今日まで支持してきてしまった結果、これだけの世界的な危機が起こっている真っ最中に、茶をしばいているのです。このような権力者が政治の中枢を担ってしまった結果、国民の命が危険に晒されています。あまりに総理大臣が無能すぎたため、これから迎えるであろう避けることのできない地獄絵図に今から震えています。僕たちはこれから無能な権力者に殺されるのです。 ＜文／選挙ウォッチャーちだい＞