相席屋、ナンパ居酒屋…「出会い系飲食店」。ニーズによって変わる店のスタイル<アラサー独女の婚活・恋活市場調査5>
相席屋の登場で普及した「出会い系飲食店」
初対面の出会いを警戒する日本で「相席による出会い」がここまで浸透したのは『相席屋』のおかげかもしれない。2014年に株式会社セクションエイトが立ち上げた、初めて会う男女をマッチングさせる飲食店『相席屋』。都会ではHUBなど、ごく限られた場所でのみ受け入れられていた「相席による異性との出会い」が、相席屋の浸透によりさらにカジュアルになったといえる。
筆者はその当時女子大生だったが、マッチングアプリをやり始める人がチラホラ出てきた頃に登場した相席屋の当初の勢いは凄まじかった。渋谷や新宿などの店舗は行列ができるほどの人気で、電話予約をしてまで相席屋に通って、次から次へと知らない人と話した。
2020年現在では、「相席」業態を取り扱う飲食店の数もだいぶ増え、それぞれの店が個性を出して顧客を取り合っている。空前のブームは去ったような雰囲気もあるが、令和の「出会い系飲食店」の今は、どうなっているのだろうか。
人気があるのはナンパ自由なバータイプ
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