惜しまれつつも閉店したあのブランドがこの夏日本再上陸
あの人気ブランドがいよいよ日本に帰ってくる。2018年に国内全店を閉店していた*イギリスに本社を置く人気家庭用品・アパレルブランド「ローラ・アシュレイ」(Laura Ashley)が、2020年夏に日本再上陸を果たし、再進出1号店を開店する計画を発表。ファンからは待望の「復活」を喜ぶ声が多く上がっている一方、今後の店舗展開についての「不安」も聞こえてくる。
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女性に人気の英国ブランド「ローラ・アシュレイ」が日本撤退! その背景は?|HBOL〉
ローラ・アシュレイの店舗。
あのピンク基調の「ポップな花柄」が2年ぶりに帰ってくる
日本ではイオンが展開。2018年に「全店閉店」していた
ローラ・アシュレイ(Laura Ashley)は1953年に英国ロンドンで創業。1968年にサウスケンジントンに同社1号店を出店して以降、商品の販売地域を欧米諸国に拡大。
1985年にはジャスコグループ(現・イオングループ)との提携のもと東京・銀座に日本1号店を出店すると、ポップな花柄をモチーフとしたデザインが女性に広く受け入れられ、人気を集めた。
1986年にはジャスコグループ(現:イオングループ)主導のもと、イギリス「ローラ・アシュレイ」社との共同出資で「ローラ・アシュレイ・ジャパン」を設立。全国の百貨店や駅ビル、そしてジャスコグループのショッピングセンターへの出店もおこなっていたほか、2012年からはライセンスビジネスも開始。サンリオやユニクロなど国内の様々な企業とのコラボレーションも行なわれており、話題を集めた。
ローラ・アシュレイの店舗
2017年時点では日本国内112店舗、香港・台湾16店舗を出店しており、好調であるかのように思われたローラ・アシュレイ・ジャパンだったが、イオングループは2018年9月のマスターライセンス契約満了に伴い事業撤退を発表。
2018年7月31日をもって香港全店舗を、8月31日をもって日本国内全店舗を、9月10日をもって台湾全店舗を閉店させ、国内からは一部商品を除いて姿を消していた。