トレーダーの血肉となる知識が凝縮。上達の近道は、書籍にあり!
●今井雅人著『外国為替トレード勝利の方程式』
「’05年に刊行された本なので今読むべきかどうかはさておき、自分が為替市場の本質を知るのに役立った一冊。どんなプレイヤーが市場に参加するのか。保険会社はどんな取引をするのか、銀行はどうかと、市場参加者それぞれの行動パターンを意識するきっかけになった。この視点はビットコインのトレードでも大切」(HAT氏)
●オリバー・ベレス/グレッグ・カプラ著『デイトレードマーケットで勝ち続けるための発想術』
「トレーダーなら誰もが読んでいるだろう定番書籍」(HAT氏)。「何度も読み返すだけの価値がある。印象的な言葉が多く、『チャートは嘘をつかない』『まず知識を求めよ、利益はその次である』『ポジションの取り方でトレーディングの8割は決まる』など、メモしておきたくなる。トレードの真髄に触れることのできる一冊」(田畑氏)
●田渕直也著『図解でわかるランダムウォーク&行動ファイナンス理論のすべて』
「書店ではFXや仮想通貨のコーナーにばかり目が向きがちだが、金融や経済理論の書棚にも役立つ本がある。特に行動ファイナンスについては入門書や『マンガでわかる~』系の本でもいいので1冊は読んでおくべき」(HAT氏)。「同感です。初心者トレーダーでもサラッと読めてわかりやすいのは図解が豊富なこの本」(田畑氏)
●高安秀樹著『経済物理学の発見(エコノフィジックス)』
「コイントスでは普通、表裏の確率は50%ずつ。それが偏った状態がトレンドです。トレンドがどう進んでいくのか、物理学に照らして解説していくのが、この本。ブレイクアウトした大きな足が初速だとすれば、その後はどんな速度で進むのか―。ボラティリティをトレードするなら、こんな視点も必要。新書なので読みやすい」(田畑氏)
【田畑昇人氏】
大学在学中にFXを開始するも、元手を溶かした苦い思い出を糧に、日夜研究に没頭。「時間帯への意識」「ダウ理論」そしてオアンダが公開しているポジション情報から相場の心理を読み解くことを軸にしたトレード手法を編み出し、勝ち組トレーダーの仲間入りを果たす。
公式ブログでは使用しているインジケータや参考になった書籍の情報も公開している。