今年は台風で中止の高知運転所一般公開。過去の開催風景を写真で振り返る!<コロラド博士の「鉄分補給」>
前回、JR四国高知運転所の郊外移転と高知駅高架化の経緯についてご紹介し、今年は台風によって中止になってしまった高知運転所一般公開については、まずはその概要を過去に筆者が撮影した写真を用いてご紹介しました。
今回は、屋外アトラクションと車両展示について写真を用いてご紹介します。
高知運転所は、過去12年間で車両の異動が大きく、今ではみることのできない車両も多くあります。また展示内容の変化もありますので過去12年分の写真を使います。撮影日は、写真の脚注に明記してあります。
いよいよ会場に入ると、子供連れだけでなく、老若男女で毎回賑わっています。事務棟と検修車庫(車両の検査や修理をする建物)の間の広場にテントが出され、事務棟一階のピロティでもいろいろとやっています。
受付は入って右手のピロティにあって、ここでイベント案内をもらいます。またアトラクションやJR出展の出店などは、チケット制ですのでここでチケットを買います。うどん屋さんやパン屋さんは、出入りの業者さんで、チケットでなく現金払いです。
会場内は、子連れの家族客と、鉄道ファンで活気に溢れていますが、非番なのにやってきた職員も結構います。またOBとおもわれる人も結構見かけます。お客さんも職員もニッコニッコ笑顔です。
雨が降っていなければ、ミニ列車は検修車庫内と広場を走り、様々なイベントが広場とピロティ、検修車庫をつかって広々と行われます。但し、秋雨に見舞われることもあり、そういう場合はピロティ内と検修車庫内にできるだけ詰めてイベントが行われるのでかなり狭くなります。
事務棟ピロティでは、受付、JR出展の縁日やバルーンアート、国鉄・JR名物の「起こし機」展示、休憩所に活用されています。
検修車庫内外では、業者の食べ物屋台、ミニ列車、鉄道廃品販売、ゲスト展示(阿佐海岸鉄道など)、車両展示、鉄道模型展示が行われます。
事務棟内では、鉄道模型展示、鉄道写真展示、プラレールコーナー、プラレールフリープレイコーナーなどがあります。この事務棟は、深夜早朝仕業の職員の宿泊施設などがあり、24時間365日活動しています。
お客さんも職員も笑顔の会場
定番の屋外展示も運転所によっていろいろ特徴が
この連載の前回記事
2019.11.26
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