重度障害の「れいわ」2議員が「超党派」で訴える、「障害者の社会参加実現」

障害者福祉と介護保険の統合を図る厚労省からも、集会に参加

 続いて憲政史上初の視覚障害を持つ参議院議員として活動した堀利和氏が来賓として挨拶。車いす国会議員として衆参合わせて28年間活動した八代英太氏からはメッセージが寄せられた。  木村氏は当事者らの言葉を受けて、取りまとめの発言を行った。 「私は参議院議員・木村英子として今ここにいますが、ついこの間までは皆さんと同じ席にいました。皆さんの現状の厳しさを聞くたびに当事者の怒りで。国会議員であることは忘れてしまっています。  今日のこの集会を開いて本当によかったと思うのは、ここで皆さんの気持ちを一つにして、介助の必要な障害者が地域で当たり前に生きていけるための権利をともに戦っていこうという気持ち、その総意を感じました。  これから一緒に皆さん、戦っていってください。力を貸してください。皆さんの怒りと悲しみと、これから一緒に戦っていこうという気持ちを総意として受け止め、今日、厚労省から来ていただきました源河様、一言お願いいただけないでしょうか」  ここで、厚労省の社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課長、源河真規子課長がマイクを手にした。 「厚生労働省の社会福祉課の源河と申します。今日はどうもありがとうございました。本日、全国からお越しになった皆様のご意見やご経験に基づく意見を最後まで聞かせていただくことができまして、大変参考になりました。ありがとうございました。  厚生労働省の中でも今、福祉と労働分野の連携強化に向けた検討を行っているところでございますので、皆様からいただいたご意見を参考に持ち帰らせていただきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました」  厚労省は障害福祉制度と介護保険の統合を図ろうとしているようだ。介護保険制度には、社会参加や社会生活を支える規定はない。地域で暮らす障害者の生活は壊されようとしている。 「障害者が生きられる社会は、誰にとっても生きやすい社会」──木村氏の拈来の主張が今、重く響く。 <文・写真/片田直久>
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