そんな彼は、最近ジム通いがマイブームだとか。株主優待券で買った粉ミルク容器は、プロテインやサプリを入れて運ぶのに丁度よいサイズだという。
「平日昼間限定の会員なので、低料金でマシンやプールやスタジオまで使えます。しかもサウナも完備しているので、トレーニング後に〝整う〟ことまでできます。ジムって元祖サブスクリプションみたいなものだから、時間がある人は圧倒的にお得なんですよ」
もともと運動嫌いのインドア派だった彼がジムに入会したのは、ある「気づき」があったからだ。
「周囲の“上がった”人たちを観察した結果、だいたい、『女』、『健康』、『子供の教育』のいずれかに傾倒していく。その3つの中から自分が選ぶなら『健康』でした。いくらお金があっても、病院のベッドの上で過ごす老後だったら意味がない。ほどほどのお金でも、健康体でいたほうが幸せなはず」
自身の生活を「ミニマムリタイア」と名付け、身の丈感を大事にしている栗林氏。人生100年時代を見据えて、今日もストイックに体作りに励む。
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