投資信託でも大きく勝てる!? アクティブ投信の基本とは?

 投資信託というと、ビギナー向けというイメージが強いが、実は堅実投資から夢の一攫千金まで、バリエーション豊かな投資が可能だ。知られざる投信の魅力について、専門家や個人投資家に取材した!

深野康彦氏

アクティブ投信型・狙い目は中小型日本株カリスマ投資助言会社のアクティブ投信を狙え

「投資信託で大儲けを狙うなら、日本の中小型株に特化したアクティブファンドから選ぶのがおススメです」  こう話すのは、資産運用に詳しいファイナンシャルプランナーの深野康彦氏だ。  その根拠とするのが、『効率的市場仮説』。株価にはあらゆる情報が即座に織り込まれ、常に適正であるという仮説だ。この考え方に従えば、市場平均を買うインデックス投資が正解となるが、日本株市場にはあまりあてはまらないと深野氏は指摘する。 「日本の株式市場は、ファーストリテイリング(ユニクロ)のような寄与度の高い銘柄を集中的に売買するだけで日経平均株価を操作できてしまうほど、ゆがみが生じやすい市場だからです」  つまり、日本株市場では常に適正な株価がついているとはいえず、割高になったり割安になったり、合理的ではない株価がつきやすいということだ。これは割安株が登場しやすいことになり、こうしたチャンスをうまく発掘できるアクティブファンドには、日経平均を大きく上回るチャンスがあるというわけだ。特に値動きの軽い中小型株なら、狙える値幅も大きくなる。  深野氏が特に注目するのは、「エンジェルジャパン・アセットマネジメント」という投資助言会社がかかわるアクティブファンドだ。

投信商品の新たなブランドにも注目

「同社が投資助言する中小型日本株ファンドがさまざまな投信会社から出ていますが、いずれも日経平均株価やTOPIXを大幅に上回る好成績を残しています」(深野氏)  たとえば、上場後5年以内の銘柄に投資する「日興 グローイング・ベンチャーファンド(愛称:グローイングベンチャー)」は、過去3年のトータルリターンが30%を超える。  また、「小型株ファンド(愛称:グローイング・アップ)」は、2002年に設定されて以来、定期的に分配金を出しているにもかかわらず、投信の時価である基準価額は5万円超と、設定時の5倍を超えている。  いずれもあまりの人気で、2018年に新規買い付けを一時停止しているほど。同社が投資助言するファンドはSBIアセットマネジメントからも出ており、投信商品の新たなブランドとして注目を集めているのだ。 「複数銘柄に分散投資している投信は、個別株のように『1年で10倍』といった短期的な成果は望めないことには注意。大化けを期待するなら数年は保有する必要がありますが、その分、1年で半値になるような下値余地も小さくできるでしょう」(深野氏)
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深野氏注目のインデックスファンド
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