5年で700万負けたサラリーマン投資家が復活。資産6000万円まで達した理由とは?

 投資信託というと、ビギナー向けというイメージが強いが、実は堅実投資から夢の一攫千金まで、バリエーション豊かな投資が可能だ。知られざる投信の魅力について、専門家や個人投資家に取材した!

IPO狙い型・お宝IPOで25%の利益配分を受ける秘訣はアクティブ投信購入

 王道のインデックス投信に加えて、ETFやアクティブ投信までフル活用して着実に資産を増やしているのが、個人投資家の妻ごはん氏だ。 「投資スタートは’05年から。しかし、当時の投資法は2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)に書き込まれた銘柄に飛びつく典型的なイナゴ投資。大損して心を入れ替え、銘柄分析を始めましたが、これもうまくいかず、’10年までの5年間で合計700万円ほどの損失を出してしまいました」

インデックス積み立ては個別株より好成績

 失意の中で出合ったのが、世界の経済成長に便乗するインデックス投資だ。海外ETFや新興国株式など、なんと月40万円の積み立て投資を資産形成の軸に据えている。 「積み立て費用の捻出のため転職し、年収500万円から1000万円に大幅アップ。固定費は徹底的に節約しています。6万7000円の部屋に家族3人で暮らし、飲み会も歓送迎会しか参加しません。今の資産は6000万円を突破しました」  ラクすぎてつまらないので個別株投資も続けているが、積み立てのほうがはるかに成績がいいという。  一方、アクティブ投信は「IPO」獲得のために活用している。IPO投資は、新規上場する銘柄を上場前に取得する投資法だ。初値は取得額を大きく上回ることが多く、配分さえ受けられれば相当有利な投資なのだが、人気が高すぎて入手が難しいのが難点だ。 「IPOは抽選に加え、証券会社が自由に決める裁量配分もある。売れ行きの悪いアクティブ投信を買って営業担当者に恩を売ることで、配分してもらうんです」  ’18年には計400万円分の投信を買うことで、見事メルカリ、SOU、ギフトの3銘柄の配分をゲットした。IPOで得た利益は130万円、バーター用の投信で23万円の損失を出したので、利益は107万円。年利換算でなんと26・7%だ。 「超人気銘柄は富裕層に持っていかれるので、売り出し数の多い大型IPOや地味な銘柄を狙うのがおススメ」
次のページ 
妻ごはん氏が積み立て投資する投信・ETF
1
2
PC_middleRec_left
PC_middleRec_right
関連記事
PC_fotterRec_left
PC_foterRec_right