練馬文化センターで行われた武見敬三個人演説会
しかしである。18時50分ごろ、筆者と藤倉氏が練馬文化センターへ行き演説会場である小ホール〔つつじ〕へ向かうと、ロビーで我々の姿を認めた菅原議員の国会事務所の女性秘書が「招待券はお持ちですか?ご招待券の無い方は今日お入りいただけない」と声を掛けてきた。
筆者らの来場を待ち構えていた菅原議員の国会事務所秘書
「武見事務所から紹介を受けています」そう答え、入場口に向かう。
入場口には来場者を出迎える演説会主催者・菅原議員の姿。我々に素っ気なく「ここは入れませんから」そう告げ、両開きのガラスドアの片方を閉めた上で施設の警備員を呼ぶようスタッフに指示を出す。
演説会の主催者、菅原一秀衆議院議員
「お入りにならないで!」「お写真撮るのやめてください。撮影はダメなので」
菅原議員の指示を受け、鋭く声を飛ばす女性秘書。しかし、菅原議員の別の男性秘書も我々を撮影している。尚のことこちらも撮影をやめる理由はない。
撮影を行う菅原議員の秘書
「呼んだ?」秘書に確認する代議士。当日付の公開質問状を菅原議員に直接手渡そうとしたが受け取りを拒否、ついには入場口のガラスドアを両方閉め中に籠ってしまった。
-
-
公開質問状を手渡そうとしたが…
-
-
受け取らない菅原議員
鈴木「招待を受けているので武見事務所の方を呼んでください」
菅原事務所の秘書に告げたが、全く取り合う気配がない。
「いらっしゃいませ、中で受付しております!」
我々を入場口外側に留め置き、来場者が来るたびガラスドアを開け中に招き入れる菅原議員とその秘書たち。
受付にいた顔見知りの菅原議員の男性秘書を手招きし公開質問状を渡そうとしたところ「もらうな!」菅原議員の声が飛ぶ。
そしてこの代議士は別の秘書にこう命じた。
「全部排除して」
さらに、練馬事務所の女性スタッフに指示する。
「出してください」
完全にモノ扱いだ。
-
-
手振りで筆者らを「出す」よう指示する菅原議員
-
-
手振りで筆者らを「出す」よう指示する菅原議員
自分では、応対はおろか面と向かって話すことすらしようとせず、秘書に指示するのみの国会議員。
藤倉「どうして招待してもらっているのに入れてもらえないんですか?」
無視を続ける菅原議員。
鈴木「無視しないでくださいよ、菅原さん」
藤倉「菅原さん、武見さんの演説会、邪魔するのやめましょうよ」
鈴木「武見さんの演説聴かせてください」
藤倉「菅原さん、お客さん差別するのやめてください」
何を呼びかけても反応はない。
「そこで対応して」「説明して」「佐竹さんは?」「法的措置になってるんだから」
秘書に対し矢継ぎ早に支持する菅原議員
鈴木「法的措置の説明をお願いします」