男女共同参画に近い議会を実現させることが、この参院選における大きな社会的意義だと思います。
それだけではなく、
硬直化し、多様性を失い、またいま存在している課題に対応できていない議会を、より様々な声を包摂する議会構成に変えることが、絶対に日本の未来を変えるために必要だと思っています。
残念ながら、
今回の公約、あるいはこれまでの政権運営を見る限り、与党にそれを期待することは難しいでしょう。それが僕の結論です。
投票に行くだけでは、充分ではありません。我々の世代は戦わなくてはいけない。
差別や不公正さ、あるいは社会が抱える課題と戦わなくてはいけない。
それが出来る力と、そしておそらくその感覚を持っているのは、今の20代・30代です。我々は多分そんなに差別的な世代ではない。でも、ちょっと勇気が足りないと思う。
私はこの国で生きていきます。
男性であろうと女性であろうと、どのようなセクシャリティであろうと、障害があろうと、生まれが違おうと、幸せになれる社会を自分たちの次の世代に残したい。
そろそろ、その責任を引き受けるときがきたんじゃないでしょうか。
何か語りましょう。投稿しましょう。せっかくだから。我々が日本を背負っていかなくてはいけないのだから。
この国が変わっていく大事な選挙ですから。
「投票に行こう」だけではなく、参議院選挙が、多くの人にとって日本の未来について考え、発信する転機となることを望んでいます。
<文/遠藤 結万>