人気V系バンドマンからトップトレーダーに。700ニキの爆益トレード思考術

<ニキサロン恒例! チャート当てクイズ>
月会費1万5000円ながら2300人もの会員数を誇るニキサロンで好評を博すチャート当てクイズ。今後の推移を根拠とともに考えさせる良問揃いだ(答えは記事末尾に)

自らの苦い経験を振り返り「損失は受け入れる」

<法則3>損失を受け入れること。取り戻そうと考えない  自らの苦い経験を振り返りつつ、ニキ氏は次のように述べる。 「ほとんどの人間はこれができないのですが、負けたときに『取り返そう』と思ったら一生、負け続けます。一発逆転を狙って、フルレバをかけるのは、言語道断。値動きが激しいビットコインFXでフルレバをかけるなら、必ず確信があるときだけ。僕が『700ニキ』事件からここまで這い上がってこれたのは、損失を一回忘れたから。毎日コツコツ増やそうと考えを変えたんです」 <法則4>「トレードは、したいときだけする」 「これは僕に限ったことかもしれませんが」と前置きした上でニキ氏は語る。 「値動きが激しいし、界隈も盛り上がっているからなんとなく自分もやろうかな……と漠然とポジションを取ってはダメ。必要以上に無理なトレードをしないのが僕の信念。自分がトレードしたいとき、なおかつチャートを見て確信が持てるパターンのときにしかエントリーしません」

投資を“習い事”として広めたい

<法則5>トレードで稼いだカネは豪快に使う!  ニキ氏が最後に挙げるのは、意外にも浪費の勧めだ。 「お金がなかったらないで、質素な生活は送れると思います。でも今の僕にとってそれは現状に甘んじること。大きく勝ったときは引き出して現金を見て、豪快に使う。自分を追い込むためのムダ遣いを意識的にしています」  ニキ氏にとって、新たなカネを呼び込むための浪費は、筋トレのようなもの。新陳代謝を促し、さらなる高みに昇るのが狙いだ。そんなニキ氏が最後に力説する。 「僕の座右の銘は“勝つまでやれば、負けじゃない”。トレードも続けていれば必ず勝つんです。今後は投資を“習い事”として広めたい。同じビジョンを持った仲間と一緒に稼いでいきたい」

700ニキ氏

【700ニキ氏】 専業トレーダー。国内最大級オンラインサロン「ニキサロン」主催。著書『賢者のタイミング 空気は読まずに流れを読む』は5月24日に発売。Twitterは@aniota_umarun 取材・文/アケミン

チャート当てクイズ答え
<トライアングルは上抜けが多い!>
教科書的には上抜けの確率が高い。ただ、根拠とともに損切り&利確のポイントまで考察するクセをつけるのがベスト。サロンではこれを徹底するよう指導している

1
2
3
バナー 日本を壊した安倍政権
新着記事

ハーバービジネスオンライン編集部からのお知らせ

政治・経済

コロナ禍でむしろ沁みる「全員悪人」の祭典。映画『ジェントルメン』の魅力

カルチャー・スポーツ

頻発する「検索汚染」とキーワードによる検索の限界

社会

ロンドン再封鎖16週目。最終回・英国社会は「新たな段階」に。<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

国際

仮想通貨は“仮想”な存在なのか? 拡大する現実世界への影響

政治・経済

漫画『進撃の巨人』で政治のエッセンスを。 良質なエンターテイメントは「政治離れ」の処方箋

カルチャー・スポーツ

上司の「応援」なんて部下には響かない!? 今すぐ職場に導入するべきモチベーションアップの方法

社会

64bitへのWindowsの流れ。そして、32bit版Windowsの終焉

社会

再び訪れる「就職氷河期」。縁故優遇政権を終わらせるのは今

政治・経済

微表情研究の世界的権威に聞いた、AI表情分析技術の展望

社会

PDFの生みの親、チャールズ・ゲシキ氏死去。その技術と歴史を振り返る

社会

新年度で登場した「どうしてもソリが合わない同僚」と付き合う方法

社会

マンガでわかる「ウイルスの変異」ってなに?

社会

アンソニー・ホプキンスのオスカー受賞は「番狂わせ」なんかじゃない! 映画『ファーザー』のここが凄い

カルチャー・スポーツ

ネットで話題の「陰謀論チャート」を徹底解説&日本語訳してみた

社会

ロンドン再封鎖15週目。肥満やペットに現れ出したニューノーマル社会の歪み<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

社会

「ケーキの出前」に「高級ブランドのサブスク」も――コロナ禍のなか「進化」する百貨店

政治・経済

「高度外国人材」という言葉に潜む欺瞞と、日本が搾取し依存する圧倒的多数の外国人労働者の実像とは?

社会