短期勝負と長期戦略。為替や株で今買ってる人が見てるものとは?

リセッションは不可避。空売りでも儲かる銀行&証券株を狙い撃て!

「今年末から来年初頭にかけて予想されるリセッションが、一攫千金を狙えるチャンスかもしれません」  兼業投資家ながら現在は月250万円を株式投資で稼ぎ出し、30代で億り人となったまつのすけ氏は、「令和は現金の価値が減り、それに即した銘柄がどんどんポジションを落としていく時代になる」と言う。 「昨年末に米国長短金利の逆転があり、過去の傾向から向こう1年ほどでの大規模な景気後退が見込まれます。平成の間に金融緩和がし尽くされた日本では、普通預金もマイナス金利となるといった劇薬しか道が残されていないはず。そこで、すでに崩れつつある銀行・証券株や不動産株を今から仕込んでおき、空売りで儲けるシナリオが描けるでしょう」  では、その時期まで株で儲けることは難しいのだろうか? 「5月から9月までは基本は順張りで、日経平均やETF、先物からトレンドに即した売買を行うのがベター。EDINETという有価証券報告書等の開示書類を閲覧できるサイトで徹底したデータ分析を行いましょう。特に株主優待関連株は予測がしやすく、私が今目をつけているのは総合商研(7850)と、かんなん丸(7585)で、今のうちに仕込んでおき権利確定日前に売ると勝率が高いと考えています」  他に有効な手段は即金規制入りした銘柄のIPOセカンダリー。 「ヴィッツ(4440)が即金規制後に6100円だったのが7520円まで爆上げしました。入念なリサーチと一時的なマイナスに耐えられるメンタルがあれば、どんな市況でも平均すれば勝つことができるでしょう」  株で一攫千金を狙うなら、1年先まで見据えた計画性が必須だ。 【まつのすけ氏】 兼業投資家でブログ「The Goal」を運営。年20~100%の利益を獲得し、現在の年間利益は約3178万円。 @matsunosuke_jp ― 資産10倍メソッド ―
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