「成功者は早起き」は本当? 真にパフォーマンスを引き上げる生活リズムとは

 早起きに関する検索をしてみると、「早起きは健康にいい」「午前中は集中力が高い」「朝活は効果が高い」など、メリットは数多く出てくる。また、「成功している企業のCEOは早起きである」という話もよく聞く。たとえば、アップルのCEOティム・クックは朝4:30に起きて部下にメールを送るし、スターバックスのCEOハワード・シュルツも朝4:30に起床して会社に出社する。

始業時間は10時にすると生産性が高まる

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 これらの事実をもとにした、「早起きは成功者に共通した要素であり成功の秘訣である」という記事や本をよく見る。しかし、近年の研究で、これらの常識が覆されていることを知っている人はまだ少ない。  実は、特定の条件の下で早起きをすると、寿命が縮まったり、集中力が下がったり、心の病気にかかるリスクが高まるなど、ネガティブな影響を受けてしまう可能性があるのだ。  オックスフォード大学の臨床神経科学の権威、ポール・ケリー博士は人間の体内時計に基づいて、もっとも高いパフォーマンスで仕事を始めれる時間を特定した。それが、「始業時間10:00」だ。  あなたの会社の始業時間は何時だろうか? 日本の多くの会社の始業時間は9:00。または、その前後30分である。この研究に基づくと、日本人の始業時間は1時間ほど早すぎる。

起床後2時間からやる気が上昇

 博士も論文内で、世の中の仕組みと体内時計の仕組みにギャップがあることを指摘している。  博士の実験では、8:00~17:00で働いたグループと10:00~19:00で働いたグループで、仕事のパフォーマンスを比較したところ、8:00から働いているグループのほうがパフォーマンスが低いことがわかっている。  また、起床後2時間かけて、人間は急速にやる気が高まっていくこともわかっている。なので、8:00に起床して、朝食や身支度を済ませて、10:00には始業できるように準備するのが最適なスケジュールだと考えられる。  睡眠時間を確保したいからと、ギリギリまで寝て急いで身支度をすると、やる気が高まる前に仕事に取り組むことになるため、ポジティブな気持ちで仕事に向き合うことができないだろう。
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やる気が続くのは何時まで?
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