ファーウェイが独自OS開発。Android、iOSの寡占状態に挑む、「それ以外」のスマホ向けOS

柳井政和

世界の多様性を確保するためにも、頑張れ独自OS

 現在は寡占状態になっているAndroidとiOSだが、登場時にはそうではなく、過去には異なるOSも登場しては消えていった。  スマートフォンは、OSだけでなくアプリケーションも豊富に揃っていないと、ユーザーに利用してもらえない。AndroidとiOSは、それぞれGoogleとAppleが支配するマーケット上でしか、容易にアプリケーションを流通できない。そして二社の一存で流通の可否が決定される。  OSの選択肢が少なければ、公開が停止された時のリスクは大きくなる。そして、配布元の意向を伺うアプリケーションやコンテンツしか作れなくなる。それはGoogleやAppleと同じ価値観の企業や個人しか生き残れない世界だ。世界の多様性を確保するために、選択肢はもっとあった方がよい。  今後、新しいスマートフォン向けOSが登場するならば、その結果、市場としての選択肢が増えればよいと感じている。 <文/柳井政和> やない まさかず。クロノス・クラウン合同会社の代表社員。ゲームやアプリの開発、プログラミング系技術書や記事、マンガの執筆をおこなう。2001年オンラインソフト大賞に入賞した『めもりーくりーなー』は、累計500万ダウンロード以上。2016年、第23回松本清張賞応募作『バックドア』が最終候補となり、改題した『裏切りのプログラム ハッカー探偵 鹿敷堂桂馬』にて文藝春秋から小説家デビュー。近著は新潮社『レトロゲームファクトリー』。
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