年15~17%のリターン。着実に利益を出すための、「ネット株手帳」のススメ

三橋規宏
ノートとPCとペン ローリスク・ミディアムリターンで着実に利益を出す、「石橋を叩いて渡るネット株投資術」(石橋攻略)。この「石橋攻略」を成功させるための「ネット株手帳」活用方法を、前回の記事(ネット株投資で着実に利益を出すための、「ネット株手帳」の作り方)に引き続き解説します。前回は、手帳の最初の部分にダウや日経平均など毎日の株価情報を記入することについて解説しました。今回は、手帳の後半部分の記入方法について解説します。

ネット株手帳の後半部分には、損益額を記入

 ネット手帳の後半部分には、商い(取引)のあった日の損益(黒字、赤字)を記入します。商いは毎日成立するわけではありません。株価がほとんど動かず、1週間以上商いがまったくない日もあります。逆に株価が激しく動き、1週間連続で商いが成立する日もあります。  2017年についていえば、商いの最も少なかった月は7月の7日間、次いで4月の9日間、逆に最も多かった月は12月の17日間、次いで10月の15日間でした。2018年に入ると、商いの最も少なかった月は2月の7日間、株価が暴落した12月の9日間。逆に最も多かった月が11月の18日間、次いで10月の17日間、1月の15日間、6月、9月の14日間でした。商いのあった日は損益額を記入します。  損益表には月間損益と累積損益を記載します。ノートの左側には商いが成立した日付、その右側に月間損益額、その右側に累積損益額を記入します。  例えば、2018年9月10日の商いは4万2120円の赤字になっています。これはその日に野村證券株を損切りしたためです。3月15日に野村證券株を株価637円で500株信用買いしました。9月13日が期限日ですが、高値で買ってしまったため、買値以下で低迷し、9月に入ってからも510円前後で低迷したままです。金利を含む受払手数料は6000円を越えていました。
損益表

2018年9月の月間損益額

 このため期限切れ直前の10日に510円で損切に踏み切りました。損切額は7万662円の赤字です。この日は別の株を売却して2万8542円の利益(黒字)を得ました。この結果、10日の損益は差し引き4万2120円の赤字になりました。この結果、10日の月間損益の欄には-42,120円と記入します。10日の損益が赤字になったため、10日の累積損益欄には前日より4万2120円少ない1681,165円と記入します。

月間損益は月によって大きく変動

 2018年9月は中旬以降日経平均が上昇しました。13日の終値が前日比216円高になったのを皮切りに、26日まで8営業日続伸し、同日の日経平均終値は2万4000円を越えました。商いも順調に伸び、9月の月間損益は53万202円の黒字、累積損益も221万1109円の黒字になりました。  これは1月の月間損益96万7590円の黒字に次ぐ大きさです。もっとも7月には1月に高値買いしたメガバンクなどが6か月経っても買値以下で推移し、同月の月間損益は約48万円の赤字に陥っています。このように、月間損益は月によって大きく変動します。
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月の終わりに振り返ってチェック
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