優秀な経営者は「サイコパス性」を持つ? 理性と感情のスイッチを切り替える方法

「優秀な経営者はサイコパスの可能性がある」。そう聞いて、読者の皆さんはどう思うだろうか?

明確な定義のない「サイコパス」

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 そもそも、サイコパスに関する具体的な定義は存在していない。一般的には冷酷で他人に対する共感能力が低く、リスクに対する恐怖心を感じづらいといった傾向が挙げられる。  サイコパスと言う言葉を聞いて、筆者が真っ先に思いつく人物像は、映画『羊達の沈黙』に登場するハンニバル・レクターだ。レクターは優秀な精神科医でありながら、猟奇的殺人犯という裏の顔を持ち、手にかけた相手の肉を食べるというカニバリズムの性質を持っている。多くの人が持つサイコパスのイメージは、ハンニバル・レクターのような冷酷な猟奇的殺人犯ではないだろうか?  しかし、実は心理学的にはサイコパスとは殺人を犯すような人のみを指すわけではない。読者の周りにいる、特定の職種の一部の人もサイコパス性を持っている可能性がある。  オックスフォード大学のケヴィン・ダットン教授は、「サイコパス度が最も高い職業がCEOであることは驚くべきことではない。トップになるにはサイコパス度が高い性格であることが有利で、それを適切な状況で使うことが必要である」と言及している。  つまり、優秀な経営者には会社のために人を解雇したり、失敗のリスクがあるとしても恐れずに挑戦する冷静さ、自分の感情よりも理性を重視した合理性、魅力的に見えるナルシズムが求められるということだ。  最近、筆者は「どうやってサイコパス性を身につけるか」ということをよく考える。同じMENSA所属の経営者I氏とも「サイコパスになれたらどれだけいいか」と話題になっており、極論ではあるが「サイコパスとは、動物的で非合理的な原始的な人間の脳から、1段階進化させた脳の姿なのではないか」とMENSA会員との議論を通して行き着いた。  今回は、そのような議論を通して行き着いた、心理学や脳科学に基づく、サイコパスになる方法について、筆者なりの考えをご紹介する。
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感情的になる前に自分に「なぜ?」と問いかける
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