虎ノ門と六本木の間に「日本一の超高層ビル」誕生へ。次のヒルズは「麻布台」に!?
各地で再開発の槌音が鳴りやまない東京。
再開発により町の姿が大きく変わろうとしている地区も少なくないが、そのなかでも地味ながら「注目株」となっているのが麻布台エリアだ。
この地では間もなく「日本一の超高層ビル」の建設工事が始まることになる。
「麻布台」といっても都民以外にはあまり知られておらず「『麻布』というから何となく場所は想像できるけれどいまいちイメージが沸かない」エリアであろう。
麻布台は東京都港区のちょうど真ん中、虎ノ門と六本木の中間に位置する。
東京タワーのすぐ西側にあたるため、東京タワーを訪れた観光客には「タワーから富士山方面を見たとき足元に広がる街並み」と説明すれば分かりやすい。「麻布」と聞いて多くの人が想像するであろう麻布の中心「麻布十番商店街」からは、麻布通りに出て北に約1キロメートルほど進んだエリアにあたる。
また、少し土地勘がある人にとっては、大使館などの外交関連施設や外務省外交史料館などといった「外交関連の公共施設が多く外国人の姿を多く見かける町」といった印象かも知れない。ロシア大使館やソ連大使館にビザを取得するために来街した経験がある人もいるであろう。
しかし、この街に「日本一の超高層ビル」が誕生するとは到底考えられないというのが正直なところではないだろうか。
“地味な街”に生まれる「日本一のヒルズ」
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