「ちょうどいい愛人関係」を保つための期間と金額<現役愛人が説く経済学64>

 そういう状態だからこそ、見境なく女性にお金を使ってしまうのかもしれませんが、私の経験では、彼らとの関係が1年以上続くのはまれです。男性側の独占欲が愛人女性に伝わり、衝突が多くなって別れるか、男性側が経済的に破綻してキレてしまうか。そのどちらかが多いのですが、いずれにせよ関係は破綻するのです。  ある経営者から毎月300万円もらって「囲われていた」女性は、8ヶ月で「嫌気が差して逃げ出した」と言っていました。不倫相手に毎月300万円もかける男性には、それなりの執着心や嫌らしさが生まれてしまうようです。お金持ちに好かれる女性は、連載でも触れたように「ドSタイプ」が多いのですが、そういう女性は、嫌なことがあるとすぐに男性を切ります。執着心に溢れた男性は、短期で嫌われてしまうということでしょう。 『週刊SPA!』が不倫経験者の女性にアンケートを取ったところ、「して良かった」と思える不倫の期間は「半年~1年未満」が38%と最も多く、次いで「半年未満」が26%でした。「良かった不倫」の6割が、1年未満で関係を終わらせているのですが、富裕層の愛人も似たようなところがあるのかもしれません。1年くらいで関係を終わらせ、貢ぐ総額も500万円くらいに抑えておけば、双方傷が浅くて済むのではないでしょうか。 <文/東條才子>
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