「ちょうどいい愛人関係」を保つための期間と金額<現役愛人が説く経済学64>

東條才子
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QuinceMedia via pixabay(cc0 Public Domain)

 皆様こんにちは、東條才子です。地味なOLをしつつ、複数のお金持ちの愛人として生活しております。2018年もあと少し。今年も、色々なタイプのお金持ち、また愛人女性と出会ってきました。愛人と一口に言っても、その実態はさまざまです。生粋の「愛人業」だけで生活している女性は一握りで、ほとんどが副業的に愛人をしておられます。私と同じですね。  これには2つ理由があると考えられます。まず、1人の男性に面倒を見てもらうタイプの愛人生活には、多額の住居費、生活費などを丸ごとサポートしてくれる男性の存在が前提となりますが、こうした関係は非常に難しいものだからです。  まずは金銭面。今、東京や大阪などの都市部で女性1人の生活を「丸ごと支える」には毎月、家賃や生活費などが最低30万円くらいかかりますが、この額を払い続けるには最低月収80万円、年収にして約1000万円あっても厳しいでしょう。愛人を求める男性は既婚者が大半です。月収の半分を愛人がもっていく生活は、ご家族にとっても違和感が出てくるでしょう(使途不明金の割合が多ければ多いほど、周囲は不信感を抱きます)。そもそも年収1000万円程度の男性が、年間300万円以上も愛人につぎ込むのは、収入と支出のバランスがおかしくなっていると言わざるを得ません。  しかし、1人の若い女性を完全につなぎとめるのは、お金がかかるのです。ほかの男性の元へ行こうというモチベーションを下げるほどに「囲う」には、毎月30~50万円の支出は覚悟しなければなりません。年収がたとえ2000万円あっても、年間500万円の支出は痛いでしょう。家計の維持とは別に、収入の4分の1が出ていく計算になりますから。

お金を積んでもらった関係が長続きすることはない

 とはいえ、ただでさえ不倫関係にあるのですから、生活費や小遣いを自分が丸ごと抱えなければ、若い女性はいつ「他へ行く」と言い出すかわかりません。だからこそ「独占したい」富裕層はお金を積むのですが、私の周囲で愛人をしている女性たちは一様に、「お金を積んでもらった関係が長続きすることはない」と言います。これは私の実感とも一致しております。  お金を積んでまで愛人を独占したい男性は、愛人に対してものすごく執着しているからです。 「自分は既婚者だが、妻とは別れても良いと思っている。そのくらい愛人に入れあげている」とか、「既婚者だけれども、奥さんよりも好きな女性ができてしまって身動きが取れず、どうしようもない」というような、精神的にはあまり健康と言えない状態の男性が多くなります。
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独占したい富裕層は逃げられる
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