これをやる事により、プロジェクトが成功する確率は高くなると思います。
ポイント1:成功した方に詳しく話を聞く
第一に、成功者に話を聞くのが近道です。私自身もクラウドファンディングを3回成功した方に詳しくお話を聞きました。その方から伺った話の中で、私が実際に実行したことは以下のとおりです。
・クラウドファンディングのサイトも、特色が異なるため、商品・サービスによりどのクラウドファンディング提供会社にするかを決める。
・事前に知人・友人にお知らせをして、出来れば購入をお願いしてみる。というのも、開始直後に目標金額の3分の1を達成していると達成の確立が高くなると言われているのです。支援者が開始直後にいる事によりニュースサイト・ニュースレターなどに掲載される確率が高くなるそうです。私も3分の1に達していたのでスタッフ推薦のプロジェクト・ツイッターにも掲載されました。
ポイント2:クラウドファンディング担当者のアドバイスを素直に実行する
担当者の方は、応募があり、サイトに掲載するプロジェクトは、必ず成功させたいと思っている事は間違いないです。成功事例・達成しなかった例を一番見ているのはクラウドファンディングの会社の方です。
私は目標金額を、最初は単なる思い付きで100万円が良いと思ったのですが、担当者の方に思い付きの金額ではなかなか集まらないとアドバイスを頂き、商品化する為に、必要な金額はいくらか?をきちんと見積もることにしました。
その結果、デザイナー、カメラマン、試作品を作る金額を計算して、約10万前後で出来る事がわかり、10万円に設定しました。
また、リターン金額も重要なので、対象の方はどのような層かを考え、適正な価格はいくらか? 似たような商品などをリサーチして金額を決めました。
ポイント3:多くの人に知ってもらう
SNS、フェイスブック・ツイッター・インスタグラム・ラインなど支援者が1人増えた、支援金額が半分を超えた時等は、勿論の事そのような事が無い時でも1日1回以上は更新をすることが重要です。
また、これらのSNSの更新は友人や知人にもシェアなどをお願いしてどんどん拡散をすると良いでしょう。
さらに、プレスリリースをするという手もあります。今はネットで無料で簡単に出来きます。
その際に重要になってくるのが「掲載ページ」です。魅力的な写真になっているか? 誰の役に立つ商品・便利な商品・サービスをなぜ作りたいのか?そして、その商品に対する想いは、共感を得られるにストーリーになっているのか?
ページを作る際にタイトルや写真なども多くの人に観て頂き、どちらが良いかなどアドバイスを貰いました。
また、動画があるとアピールできる要素が多く達成の確立もだいぶ上がるとの事で公開後に動画を追加で入れました。
今回、私のプロジェクトは達成したものの、目標としていた金額までは届かなかった為、更に役に立ち欲しくなる商品を考え挑戦しようと思っています。2回目・3回目と回を重ねるごとに魅力あるプロジェクトになり達成率・達成金額もアップして行く方が多いそうです。
もしあなたが売りたい商品やサービスがあり、それを売り出すことをためらっていたら、是非クラウドファンディングでテスト販売に挑戦してみてください。
もしかしたら、大ヒットになるかもしれません。
<文/泉澤義明>
いずみさわよしあき●1970年千葉県生まれ。リサイクルアドバイザー。高校卒業後、広告会社、テレビ制作会社等に勤務。副業で始めたオークションで半年後に独立、ネット古物商となる。自身の経験を活かし、ネット販売の講師も行っており、受講者からはわかりやすく、結果が出ると好評。オークション取引はヤフオク・メルカリ合わせて1万件以上の高評価を得ている。著書として8月31日発売予定の『メルカリの達人!』(ぱる出版)、既刊として『
プロが教える儲かる「ネット古物商」の始め方』(ぱる出版)