●田代昌之氏
仮想通貨アナリスト。シティバンクなどを経て、’17年に仮想取引所を擁するフィスコデジタルアセットG代表
’19年前半に底打ち110万円を目指す!――1~2月は税金対策の換金売りや米株の下げでリスクマネーの流出が進みやすくなるものの、年後半は悪材料出尽くしで反転へ。先物取引の増加による資金流入がキーに
●志摩力男氏
元ヘッジファンドマネジャー。ゴールドマン・サックス、ヘッジファンド等で活躍した後、独立。メルマガで情報配信中
20万~70万円のレンジ相場が続く――最も弱気な志摩氏は、ビットコインETFが実現せず、買い材料に乏しいとみる。だが、ITバブルを経て急成長したAmazonのような仮想通貨の登場が今後期待できると予想
●ヨーロピアン氏
億超え仮想通貨トレーダー。’14年から仮想通貨投資を開始。一時、資産は10億円超え。有料サロン「coinrun」を運営中
後半の上昇を見越して毎日BTCの現物を購入中――Bakktとナスダックの先物取引開始で投資資金の流入が増加。’19年前半に下値固めし、後半に上昇と予想。1月末に3桁BTCに達するよう、現物を毎日購入中
●MOONトレーダー氏
元プライベートバンカー/億超えトレーダー。証券、プライベートバンクを経て独立。’16年から仮想通貨に。「coinrun」共同運営者
30万円で底値を固めて100万円へ!――’19年1月のBakkt開始で上昇に転じ、機関投資家の資金管理を担う仮想通貨のカストディ(信託)サービス拡大でさらに上昇。30万~50万円台で買い上がっていく予定
●田中Daisuke Shosaki氏
仮想通貨エンジニア兼トレーダー。’14年から仮想通貨投資開始。自動売買システムも自前で開発。「coinrun」共同運営者
ホルダーの入れ替わりが相場転換材料に――BCHハードフォーク時にはいち早く「ABC売りのSV買い」で荒稼ぎした田中氏は、’19年後半のBTC上昇を予想。モナコインと新たな匿名通貨「GRIN」にも注目
●502おじさん氏
独自トークン「Z502」ファウンダー/投資家。’17年から仮想通貨投資を開始。「Z502」を開発して’18年9月に上場を果たした
前半は30万円を底にもみ合い後半100万円へ――30万~70万円程度でもみ合い、徐々に100万円を目指すと予想。今が仕込み時とみる。一方でリップルは売り目線。’19年はアルト売りのBTC買いの投資スタンス
●Z氏
大手仮想通貨取引所関係者。取引所のトレーダーとして大口投資家の動向をウォッチ。個人資産は優に億超え
先物取引増加と税制変更で本格上昇へ!?――OTC取引の増加によって下値固めが進み、先物取引増加と’19年後半以降の仮想通貨税制の変更で本格上昇に転じると予想。BTC以外にイーサ、エニグマなどにも注目
取材・文/池垣 完(本誌) 図版/ミューズグラフィック