愛人市場でバブル期の5分の1にまで暴落したコトとは?<現役愛人が説く経済学63>

東條才子
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photo via pixabay(CC0 Public Domain)

 こんにちは、東條才子と申します。地味なOLですが、副業として「愛人」をしております。  前回は、「緊縮化する愛人市場。キャッシュを欲しがる愛人側、渋る富裕男性。双方の世知辛い事情」として、リーマンショック後の10年で、愛人市場が緊縮していることをご説明いたしました。  もちろん一部には、羽振りの良い「港区おじさん」や紀州のドン・ファンのようなケースもございます。  が、国が富裕層の課税逃れを強く監視するようになったこと、経営者にとって、リスクに備える「内部留保」の重要性が増してきたことにより、以前のように毎月、何百万円もの使途不明金を出すわけにはいかなくなったのです。  元モデルのAさんは、2002年頃から1年間、毎月300万円もの小遣いをもらう「愛人」をしておられました。Aさんが言うには、「今の若いコはかわいそう」。 「昔は愛人で毎月100万越えなんて当たり前だったけど、今は1か月に50万円も稼げれば御の字。若いコを見ていると、驚くような美人が毎月20万円くらいで愛人をやっていたりする。20万でも『高い』って思われているのよ。私からすれば驚くけど、それだけ男性がお金を出さなくなっているのだと思う」(Aさん)  私は以前、愛人業を次のように定義いたしました。「金銭を対価に男性の精神的、物理的な欲求を満たすこと、また自らも満たされること」。  この対価が以前より減っているということは、即物的な物言いになりますが、「1回あたりのセックスの単価」が落ちているということです。ホステスやキャバクラ嬢ならまだしも、愛人関係で「肉体関係なし」は基本的にありませんから。ここだけは、今も昔も変わらぬところです。  ところが同じレベルの女性でも、かつては1か月に300万円もらえていたのが、今では50万円でも「大成功」です。愛人関係における平均的なセックス回数が、ここ十数年で急に増えたという事実はありませんので、1回あたりの「単価」が下落していることになります。  某金融会社の役員と愛人関係にあるBさんは、月1~2回ほど会って、毎月20万円もらっております。セックスだけでみますと、彼が1回あたりに支払う価格は10万円。Bさんは、六本木でホステスをしていたことがあり、芸能事務所からのスカウトも耐えない長身の美女です。それほどの女性でも「1回10万円」なのです。  バブル期からリーマンショック前には、美人なら月に2回ほど会って100万円の小遣いをもらうケースも多々あったことを考えますと、セックスの値段は「5分の1」に下がった計算ですね。
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愛人を囲う富裕層男性も「AVの見過ぎ」
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