いよいよ山場を迎えたBrexit。「合意なき離脱」ならば10~15%の下落は必至
2018.12.23
「米ドルと異なり、英ポンドはとにかくボラが大きい。米ドルは移動平均線に沿って上昇する傾向にありますが、英ポンドは移動平均線を上下に突き抜けながら徐々に安値・高値を切り上げる、ないしは切り下げていく」
ボラを取るためにAki氏は、3本のラインを活用しているという。
@aki_fx1
― 2019年[FXの勝ち方](驚)戦略 ―
「トレンドラインを引いたら、それと平行のチャネルラインを引いて、その真ん中に中央線を引くんです。週足、日足で長いトレンドをチェックして上目線なら、4時間ないし1時間足で中央線から大きく下に乖離してトレンドラインドにタッチしたところで買いを入れる。ただ、英ポンドは振れ幅が大きいので、ナンピンで買い下がるケースもあります」
長期では機関投資家のポジション動向もチェックする。
「毎週月曜日に公表されるIMMポジションで英ポンド/米ドルの売りと買いポジションの比率を見ています。大きく売りに偏ると、英ポンド買いが進み始めたときに売り玉の決済を巻き込んで大きく上昇する可能性が高くなる。直近でも英ポンドは比較的売りに偏っているので、Brexit交渉が合意に達した場合の上方向への振れ幅は相当大きくなると考えています。英ポンド/円で165円(11月20日時点で144円)まで見えてくるでしょう」
正式に離脱交渉が決着するまでは乱高下しそうだが、売られすぎの現状を鑑みるに長期的には上目線。ぜひトレードの参考に!
《予想されるBrexitのパターン》
●ソフトBrexit
EUと大筋合意。アイルランド国境問題が解決されるまで欧州関税同盟には残るかたち。EU法に縛られるが、正式離脱後には単一市場から抜けるため、人の移動に制限がかけられる見通し。ただ、離脱の時期が明記されておらず、国内で反発が
●合意なきBrexit
離脱移行期間なしで’19年3月29日に離脱。英領北アイルランドとアイルランドとの間には検閲所が復活するなど国境問題が顕在化。移民制限は可能だが、物流がストップするなど経済的ダメージが大きい
●白紙撤回
限りなく可能性は低いが、再度、国民投票にかけてBrexit交渉そのものを白紙撤回するパターンもあると言われている
《2019年英ポンド戦略》
1 「合意なし」なら15%の下げを覚悟
2 売られすぎのため合意時は爆騰!?
3 大きな振れ幅を狙って短期トレード
【松崎美子氏】
ロンドン在住為替ディーラー。スイス系銀行を経て、ロンドン・シティのバークレイズ銀行のディーラーとして活躍。現在は「FXの流儀」として有料サロンも運営
【Aki氏】
億越えFXトレーダー。’17年7月に公開用FX口座に1億円入金して1年で2.5倍に。’18年10月には1か月で1.6億円の利益を出し、今年の収支は+4億円!
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