12月駆け込みでも間に合う! 絶対に得するふるさと納税10選
年末の恒例行事となった、ふるさと納税。しかし、総務省の「3割以下」というお達しで、返礼品のお得度は下がる一方。今年も終わろうとするなか、駆け込むなら、どの返礼品がお得!?
忘年会やクリスマス、仕事納めに大掃除など12月はイベントが目白押しだが、ふるさと納税のピークもその一つだ。’18年の税控除を受けるには自治体への寄附は年内まで。そのため、12月に駆け込み需要が発生するのだ。
「ふるさと納税でもらえる返礼品には『数量限定』や『なくなり次第終了』という品もあるので、12月に入ると続々と品切れになっていくんです」と話すのは、“ふるさと納税の達人”こと金森重樹氏だ。
そもそも、ふるさと納税とは、自分で選んだ自治体にサイトなどから寄附を行うと、税金の控除や自治体からお礼(返礼品)がもらえるお得な制度だ。年収や家族構成、その他の税控除によって寄附できる金額に上限が設定されていて、寄附金額によってさまざまな返礼品がもらえる。数年前からブームになっているので、すでに利用した人も少なくないだろう。
しかし、ブーム化に伴い自治体間で寄附金を呼び込むための競争が勃発。そこで、総務省は「還元率(寄附金額に対する返礼品の価値の割合)は原則3割まで」「地場産品以外の品はNG」など自治体に対して強く通達した。これによって、返礼率の引き下げや返礼品自体の中止を打ち出す自治体が続出するなど“お得すぎる”返礼品は収束に向かいつつある。
「確かに、これからは総務省の通達にある『還元率3割』が徹底されることを考えると、以前のような高コスパの返礼品を得るのは難しくなるでしょう。とはいえ、別の場所にいながら地方の特産品がもらえるといった、ふるさと納税の特徴自体がなくなるわけではありませんから、人気が消えることはないと思います」
つまり「探せばまだまだお得な返礼品はある」と金森氏が言うように今年に限っては依然、高コスパの返礼品も残っている。駆け込みでお得な返礼品を選んでしまうのもアリだ。
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