戦後の株価の「おおよそ」の動きを知り、ネット株投資の「相場観」を身に付けよう
ネット株投資において、株価がどのような変遷を経て今日に至っているのかの「おおよそ」の動きを知ることは、自分なりの相場観を身に付けるために必要です。株価は常に、上昇・下落を繰り返しながら変化を続けています。
景気がよく、長いトレンドで見て株価が右肩上がりの上昇局面にある時でも、株価はその過程で小幅な上下変動を繰り返します。逆に不況が続いて株価が右足下がりの局面でも、短期的に見ると株価は一直線で下げ続けているわけではなく、上下変動を繰り返しながら、全体として下落していることが分かります。
さらに、上昇していた株価がある日を境に下落に転ずる場合、逆に下落していた株価がある日を境に底を打ち上昇に転ずる場合もあります。なぜ、そのような転換が起こるのか、その理由を探り、自分なりに納得することも大切です。
景気や物価動向、金融政策の転換、対外貿易摩擦、地政学リスク、さらに経済活動に深刻な影響を与えるようなテロや事故、大地震や大雨、洪水などの天変地異など様々な要因が複雑に絡み合って株価に影響を与えます。
さらに株価は、取引に参加する人々の考え方・行動様式の違いにも大きな影響を受けています。そのためにも、「おおよそ」の戦後の株価の動きを頭に入れて、過去の変化の要因などを知識として持っていると安心です。
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