庶民の暮らしより「万博」の愚。勝手に風呂敷を広げて税金が使われる

もうちゃんと考えて投票しなければいけない

 こうなってしまったのも、すべては選挙で「大阪維新の会」の松井一郎さんや吉村洋文さんを知事や市長にしていることが原因です。  のんきに大阪万博なんぞを繰り広げている時間とお金があったら、病院に保育器の一つも買ってやれんのかという話なのですが、人の命より万博開催の方がプライオリティが高いというのです。  本当にこんなことで良いのかと思いますが、大阪で暮らしている皆さんは、これを押し進める松井一郎さんや吉村洋文さんを選挙で選んでいるのです。  来年11月には大阪府知事選があるし、来年12月には大阪市長選があるのですが、今のところ、強力な対抗馬が立候補しそうな動きはなく、そのまま再選を果たしそうな予感がしています。  東京五輪を見てもらってもわかるように、本当は東京五輪開催のメリットよりも、無駄なハコモノに税金が投じられるデメリットの方が大きいのに、みんなが東京五輪に喜んでいるのと同じで、大阪万博も喜んでいる人が大多数を占めています。  これから大阪維新の会が投じるハコモノへの金額は、きっと「兆円規模」になることでしょう。一説には1兆2000億円くらいになるという話もあります。  本当にこんなことで良いのかを真剣に考えたほうがいいと思うのですが、多くの人が政治に無関心を極めているため、どれだけ命が蔑ろにされる政策が続けられていても、誰もその痛みに気付かないまま死んでいくことになるのです。 <取材・文/選挙ウォッチャーちだい(Twitter ID:@chidaisan)> ちだい●選挙ウォッチャーとして日本中の選挙を追いかけ、取材活動を行う。選挙ごとに「どんな選挙だったのか」を振り返るとともに、そこで得た選挙戦略のノウハウなどをTwitterやnote「チダイズム」を中心に公開中。立候補する方、当選させたい議員がいる方は、すべてのレポートが必見。
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