低リスクが魅力! アメリカで話題の大麻ETFとは?
個々の大麻銘柄ではなく、“大麻市場全体”に投資する方法もある。複数の株式銘柄を対象に分散投資をする「ETF」だ。米国のETFMG社が発行する、通称「MJ」という大麻ETFが、米国では年初から大人気だ。MJはキャノピーなど30の大麻関連銘柄を含有している。原則として米国証券会社の口座開設が必要だが、日本国内でもインタラクティブブローカーズなどの米国証券会社で口座を開けば売買は可能だ。
10月初旬に大麻ETFを購入した、米国株専門投資家で、投資情報を発信している中村真二氏はこう語る。
「現在の基準価格は購入時の40ドルより下落してしまいましたが、大麻市場は確実に広がっていく。堅実なリターンを期待しています」
ボラリティのある個別銘柄の購入が不安な人は、大麻ETFで安全な資産形成をするのもアリ!
《手堅い大麻ETFはこれ!》
●ETFMG Alternative Harvest(MJ)
基準価格:34.28ドル
30の大麻関連銘柄を組み込んでいる上場投資信託。複数の銘柄に分散投資するため、リスクヘッジが可能。大麻市場の市況を表す数値「Prime Alternative Harvest Index」に連動しており、売買を行うには原則として米国証券会社での口座開設が必要となる
【西尾貴仁氏】
マネックス証券マーケティング部に所属。主に米国株の営業・マーケティングを担当。米国現地の最新動向をウォッチしている
西尾貴仁氏
【そらすけ氏】
個人投資家。投資ブログ「インディビジュアルハッピー」を運営。派遣社員から5回の転職を経て年収1000万円を達成し、IT事業を起業
そらすけ氏
取材・文/西谷 格 図版/ミューズグラフィック
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