大晦日RIZIN参戦発表のメイウェザーが衝撃的なインスタを投稿

メイウェザーInstagram投稿の衝撃

 ところが、メイウェザー本人のインスタグラム上で、突如として次のような投稿が発表されたのだ。以下、その全文を翻訳した。
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Floyd Mayweatherさん(@floydmayweather)がシェアした投稿 –

「東京への長く失望的な旅を経て、アメリカに帰ってきた。ようやくファンとメディアに対して、最近告知された12月31日のイベントについて伝える時間ができた。まず最初にはっきりさせたいのは、私、フロイド・メイウェザーは一度も名須川天心との試合に合意していない。実際、このあいだ日本に旅するまで彼については聞いたこともなかった。結論から言うと、私は “ライジン・ファイティング・フェデレーション”が選んだ相手と3ラウンド9分のエキシビジョンを行うよう頼まれた。はじめ、私がONEフェデレーションのブレント・ジョンソンに知らされていたのは、この試合が高額の報酬を払う、限られた富裕層に向けて行うものだということだった。このエキシビジョンは“特別試合”として、純粋にエンターテイメントのために行われるもので、公式な試合や世界中継がされる意図はなかった。(RIZINの)会見に着くなり、私のチームと私自身はこのイベントの新たな方向に仕向けられ、すぐにそれを止めざるをえなかった。私のファンには記者会見で発表された、誤解を招くような情報について。真摯に謝罪したい。そして、こうした決定が私の許可なく行われ、私自身も不意打ちを食らったと伝えたい。わざわざこの会見のために世界中から集まってくれたファンや聴衆のためにも、(会見で)言われたようなことに対抗し、こうした混乱を引き起こすよう期待されていた。それに関しては本当に申し訳ない。私は、世界中で姿を現し、契約について話をしたり、たまに小さなエキシビジョンをするだけで、未曾有の金を生み出す、引退したボクサーなんだ」  カネ持ち向けのエキシビジョンを行うはずが、会見に担ぎ出され、あれよあれよと言うまにおおごとになってしまった……。というのが、メイウェザーの主張だが、はたして真相はどうなのか?  各格闘技が洗練・競技化され、高度になる一方で、格闘技バブルの時代にあったような“お祭り感”は希薄になっている。メイウェザー参戦は、“日出ずる国”で格闘技が再燃する起爆剤になるのか? それとも、悪しき“話題作り”に過ぎなかったのか? 格闘技ファンならずとも、その動向は一見の価値ありだ。 <取材・文・訳/林 泰人>
ライター・編集者。日本人の父、ポーランド人の母を持つ。日本語、英語、ポーランド語のトライリンガルで西武ライオンズファン
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