レバ1000倍も可能!?「KOオプション」とはなにか?
「予想と逆に動いた場合、KO価格より手前で決済することはできますが、遠くに動かすことはできません。含み益の方向に動いた場合は、いつでも好きなときに決済可能です。もしKO価格に達しても損失は証拠金だけ。初心者にありがちな『損切りできずにズルズル含み損を拡大させる』といった心配がないため、初心者向きの商品とも言えます」(高城氏)
参謀氏もKOオプションをこう激賞する。
「日本最強の金融商品だと思います。少額で始められるし、1000倍近くのレバレッジがかけられる。大きく増やしたい人に最適だし、想定以上の損失が発生することもない。しかも税率は一律約20%でFXや先物と損益通算が可能。これ以上に有利な金融商品はありません」
では、このKOオプションをどう活用するか。
「有効なのは、中央銀行の政策発表前や週末に注目の選挙を控えた金曜日など、『方向はわからないが大きく動きそうだ』というときの両建て。買いと売り、両方のKOオプションを購入しておくと、実際に大きく動いたときに一方は損切りとなりますが、他方は損失を上回る利益に。これまでは『ゼロカット』と呼ばれる預けた証拠金以上の損失が発生しない仕組みを採用した特殊な海外FX口座で行われたやり方ですが、KOオプションなら手軽にできます」(高城氏)
ただし、イベント直後は上下に大きくブレることがある。
「KO価格が近すぎると乱高下で買いと売りの両方を狩られてしまう。KO価格は欲張らずに30銭程度離しておきましょう」(同)
直近で使えそうなイベントは11月6日に迫った米中間選挙や、クライマックスを迎えつつあるEU離脱交渉などが候補になりそうだ。
「僕は兼業でチャートを頻繁には見られないこともあり、日足と4時間足でのシンプルなトレンドフォローに徹しています。チャートに5と20、60の3本の移動平均線を表示させ、日足の3本が同じ向きに揃った『パーフェクトオーダー』となっていればトレンドが発生している証拠。トレンド方向に、エントリーします」(参謀氏)
3本ともに上向きならば買い、3本とも下向きなら売りだ。
「買いのパーフェクトオーダーを見つけたら、さらにMACDも移動平均線と同じく上に動いてるかを確認。同じ向きなら、チャートを4時間足に切り替え、ローソク足が20の移動平均線にタッチしたら買いでエントリーです。押し目買いの発想ですね。KO価格はエントリーから30銭ほど下が目安です」(参謀氏)
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