大手新聞が「パパ活=児童買春の温床」報道。マーケットは混乱し、いずれ衰退する<現役愛人が説く経済学55>

リスク意識の高い男女から離脱していく

 つまり「パパ活」は、はじめから児童買春と結びついていたわけではないのです。児童買春は、90年代の「援助交際」や2000年代の「JKビジネス」が問題化するずっと前から、違法ビジネスとして存在しました。ロリコンおじさんはいつの時代も、どこにでもいる俗物です。  今はネットがありますから、お金がほしい少女たちが「パパ活」を学習するのは早かったでしょうね。大手新聞が大々的に報じるようになったのは、「パパ活」が良識ある大人たちの間で認知されるほど、ネーミングとして一般化したというだけのことでしょう。  西麻布の高級ラウンジでのデートから、繁華街の少女買春までもが、十把一絡げに「パパ活」と呼ばれてしまうほど、「パパ活」は世俗化したのです。かつて流行の最先端だと自負していた港区女子たちは、恥ずかしい思いをしているかもしれません。  パパ活市場のプレイヤーは、以前から当コラムで指摘していたように、簡単なアプリの流行でどんどん裾野を広げております。それが一部でコミュニケーションの劣化を招き、「パパ活詐欺」や、昨今の「パパ活と称した児童買春」を生んでいるのは確実でしょう。当然、マーケットは混乱しております。  混乱した市場から、まず離脱していくのは、リスク意識の高い男女です。相手が中高生かもしれない、警察のおとり捜査が混じっているかもしれない。パパ活女性を利用した「美人局」も出てくる可能性がございます。そんな地獄に巻き込まれるなんてごめんだと察知したプレイヤーは、パパ活をやめたり、別の言葉を使い始めたりする可能性があるでしょう。  また、パパ活自体のイメージが悪化したために、以前から参入していた女性たちが「こんなことをしていては恥ずかしい」と卒業していくことも考えられます。大人とデートして小遣いをもらうという行為自体は、私の愛人業もそのひとつですが、今後もなくなりません。しかし、世俗化しすぎた「パパ活」という言葉は、数年以内に廃れるのではないかと私は予想しております。次の流行はどうなるのでしょうかね。 <文・東條才子>
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