女性向けマーケティングを炎上させる男性経営者層のジェンダーバイアス

遠藤結万
ジェンダーイメージ

bee / PIXTA(ピクスタ)

 Instagramと同じように、「女性向けマーケティング」について聞かれることも多くありますが、そんなの僕に聞いてどうするんだという話ですよね。

 ということで、二度と僕にそういう相談が来ないように、女性向けマーケティングがことごとく失敗する理由である「マーケティング業界を蝕んでいるジェンダーバイアス」の問題について書きます。

 あ、女性向けマーケティングを成功させる方法は、一番最後に書いてありますので、読みたかったらどうぞ最終ページを見てください。長いので。

「女性向けマーケティング」がことごとく炎上する理由

 近年、女性を扱ったコマーシャルや企業プロモーションが、強い批判を受けるケースが増えています。

サントリーPR動画が炎上。「男性も侮辱」「なぜ社内でOKが出たのか」(ハフィントンポスト)

 男性向けの商材だけではありません。女性をターゲットにした商材でも、同じようなケースが多発しています。

資生堂「インテグレート」批判受けCM取り下げ 「しんどい生き方助長」「25歳過ぎたら女の子じゃない?」と炎上(ねとらぼ)

藤本美貴の食洗器CMに批判、なぜ「ママ」というワードは炎上するか(WEZZY)

ルミネが“女性応援CM”炎上で謝罪 YouTubeの動画も非公開に(ねとらぼ)

 これらに関しては、様々な形で(女性の側からも)擁護する意見がありますし、「このCMは問題ない」という意見を聞いたことも少なくありません。

 しかし、いずれにしても、大きな批判を産んでしまうようなクリエイティブが多発していることも事実です。

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「エンパワメント」の海外、対して日本は?

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