2020年東京五輪便乗で一儲けを狙う、表裏「性風俗産業」のビジネスプラン

 東京五輪まで2年を切り、ボランティアの募集も開始。一方、さまざまな人々がひと儲けを狙い、着々と“準備”を進めている。もちろん、日本の性風俗産業も準備を始めているわけで……。

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五輪風俗特需に備え、動きだす合法&違法業者

 五輪特需にあやかろうと躍起な業界には風俗業界も。風俗系広告代理店に勤めるX氏は言う。

「’20年に向けて風俗もインバウンド対応が必要だという認識が出てきている。銀聯やWeChatペイなどの中国人向け決済システムを導入する動きが、特に高級店などで顕著ですね。中国でも知られている元芸能人や現役AV女優なら、中国人VIPは一晩100万円でも払うでしょう」

 中国の三大決済システムの代理業務を行う会社・しょういんの担当者も「風俗やキャバクラからの問い合わせが増えている」と明かす。一方、都内で複数の風俗店を展開するスターグループは以前より外国人向けの総合サイトを立ち上げ、万全の態勢だ。

 合法店が準備を進めるが、五輪を前に風俗業界への規制が強化されるという見方もある。しかし、裏風俗業者にとっては、むしろ規制はチャンスになる。東京を拠点に、微信(中国版LINE)で集客を行う本番デリヘルの経営者・在日中国人のD氏はほっこり顔だ。

「中国人にしか営業しないから捕まる心配もないですよ。五輪に向けて海外のSNSを活用した方法を思いついたんです。AIを使って、ツイッターやフェイスブックの投稿を分析し、東京五輪に訪日するスケベな外国人を割り出して、効率的にダイレクトメッセージを送るんです。SNSを分析するAIは中国に複数のサービス業者がいて、月数万円で使える」

 一方、都内の風俗スカウト・O氏が思いついたビジネスはこうだ。

「歌舞伎町とか池袋とかにある非チェーン系のビジネスホテルの部屋を五輪期間中に何十部屋も予約しておくんだよ。で、女のコに一泊4万とか5万で貸すの。女のコの管理は面倒くさいからやりたくない。部屋の使用権を又貸しするのが一番いい」

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「東南アジアの風俗組織がこの機会を利用しないわけがない」

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