トランプは「1日16回嘘をつく」!? スペイン語メディアでトランプの「虚偽発言回数」が話題に

白石和幸

Photo by Win McNamee/Getty Images

 人は嘘をついている時はまばたきの回数が多くなると言われているが、トランプ米大統領は「まばたきする回数以上に嘘をつく(回数が多い)」とスペイン紙『El Pais』が今年の5月に大きく見出しを打って批判したように、スペイン語圏の各メディアではトランプ米大統領の嘘が取りざたされる頻度が上がってきている。

 米国でニューヨークを基盤にしたスペイン語紙で最も古い『EL DIARIO』(2018年5月1日付)はトランプが大統領に就任してから<466日が経過した時点で、3001回の虚偽あるいは誤解を招く発言を繰り返した>と報じた。更に同紙は、<それは一日に平均して6.5回の嘘をついていることになる>と指摘し、<ワシントンポストが彼が就任してから最初の100日間に一日4.9回の嘘をついていたことを上回る回数になる>と述べた。

 同紙によれば、トランプは「これまで歴代で最大の税金の削減を達成した」ということを誇らしげに72回も繰り返しているというが、それは嘘であると指摘している。事実はその削減規模は8番目に位置するものだそうだ。

「メキシコとの国境の壁が麻薬の密売を阻止することに役立っている」ということも34回も繰り返しているが、麻薬は国境にある地下トンネルや他の手段を通して米国に持ち込まれているということに彼は気が付いていてもそれを敢えて隠そうとしているという。理由は、メキシコとの国境の壁を建設すれば不法移民の入国そして麻薬の持ち込みも防ぐことができると強調したいからである。

 なぜこのように嘘ばかりになるのか?『El Pais』(2018年8月4日付)によれば、トランプ大統領は側近のコメントやアドバイスに耳を貸すことなく、彼自身が勝手に判断したことを事前の熟慮もなく思いつくままに発言する傾向にあるから、嘘や誤った情報を提供することになると結論づけている。

 また同紙は、トランプ大統領が<この2か月で1000回の嘘あるいは誤解を招く発言をしている>ことを取り上げ、<一日に16回の嘘をついている>とも報じている。

 トランプが特に事実を歪めたり、嘘をつくことが集中しているのは経済、移民、ロシアが絡んだ陰謀についてであるという。今年に入って7月までで彼の言及に不明瞭さや嘘偽が観察された機会は2016回あるという。結局、大統領に就任してからそれが合計4229回観察されているとしている。

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トランプ大統領の嘘? 実例集
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