売上高ランキングでトップを走る、大口BTCトレーダーの仮想通貨投資戦略とは?

moonトレーダー氏

moonトレーダー氏

 昨年の仮想通貨バブルで多数の億り人が誕生したが、1月以降の低迷相場で仮想通貨トレーダーも意気消沈。今なお生き残っている投資家は、いかにして稼いでいるのか? リーマン・ショックなど数々の金融危機を乗り越えてきた為替トレーダーや、仮想通貨と為替を操る二刀流トレーダーも交え、最強投資家たちが大激突!

相場の節目と仮想通貨固有の“盃”を狙ったデイトレ&スキャルで荒稼ぎ

「ビットコインを知ったきっかけは株です。フィンテック関連銘柄が盛り上がったときに、仮想取引所のビットフライヤーを知ったんです」

 こう話すのは億を超える資産を仮想通貨で築いたMOONトレーダー氏。実は、証券会社に勤めた経験を持つ“金融エリート”でもある。

「もともとは営業。でも、証券会社で働いていると自由に投資できない。株や為替のトレードで生活しようと思い、3年ほど勤めた後に独立しました」

 ’13年のちょうどアベノミクスによる株高・円安が始まろうという時期。MOON氏が狙いを定めたのはIPO(新規公開株)だった。

「私はそのIPO銘柄を個人投資家に配分する側の証券マンでしたから、優先的に配分してもらえる方法を知っていました。不人気なPO(公募売り出し)や販売ノルマのキツい投資信託を買ってあげて恩を売って、その代わりにIPOをもらう、という感じです」

 さらにFXでも資産を増やしていったMOON氏だったが、ビットコインに出合って仮想通貨に熱中。’16年春頃から、資金を集中していったという。

「IPOは月に数回ですし、FXは経済指標の発表時を狙ったトレードしかやっていなかったので、月に10回程度しか売買のチャンスがなかった。専業投資家で時間があったので、FXと同じ感覚で売買できるビットフライヤーのレバレッジ取引を始めたんです」

 どうやって稼いだのか?

「当時は中国がリードしていたので、中国の大手取引所OKコイン(現OKEx)でBTC価格が急騰すると、引っ張られるようにして数秒後に日本のBTC価格が急騰する傾向にありました。これを利用してOKExのビットコイン価格が急騰したら、すぐにビットフライヤーでエントリー。1日に数十回、下手をすると数百回というレベルで売買を繰り返していました」

 その結果、ビットフライヤーの売買高ランキングの上位常連に!

1日で800万円

【1日で800万円の利益も!?】売買高ランキング1位だったMOON氏のツイッターには1日で100万単位の利益をあげていたことを証明するスクリーンショットが

「今とは違う名前で参加していましたが、’16年から’17年前半まで、ずっと1位でした。その当時、ビットフライヤーでは売買高ランキングの順位に応じてBTCがもらえたので、多い月には10BTCももらっていました(笑)」

次のページ 
市場参加者急増で投資スタイルも変更

1
2
3
ハッシュタグ
4
5
関連記事
6
7