ボッタクリ被害も少なくないタイの夜遊び。日本人経営もタイ人経営も裏には「怖い存在」が

タイ人or日本人経営店、裏にいるのはどちらも怖い存在

タニヤ通り。淘汰が激しいので、すでに撮影したときと今では店が違っている

 ちなみに、日本人が経営に関係する店だと暴力団関係者がバックにいる可能性もあって、それに尻込みしてクレームをしづらい人もいるのだ。  一方、タイ人経営店はバックに警察がついていることが大半で、下手にクレームすれば捕まるのはこちらということにもなる。  日本人経営店にも大なり小なり警察のバックは確実にあるが、タイにはマフィアも存在する中、黒を白にできる警察の方がマフィアよりもずっと怖い存在なのだ。特に強気でボッタクリをする場合は悪徳警官がついているケースが多く、一般人では太刀打ちできないのである。  9割は安全な店だとは言え、タイの夜遊びには闇が深い部分もあるのだ。夏休み、タイ旅行でハメを外したくなったとしても、そのへんは用心したほうがいいだろう。 <取材・文・撮影/高田胤臣(Twitter ID:@NatureNENEAM)> たかだたねおみ●タイ在住のライター。6月17日に近著『バンコクアソビ』(イースト・プレス)が発売
(Twitter ID:@NatureNENEAM) たかだたねおみ●タイ在住のライター。最新刊に『亜細亜熱帯怪談』(高田胤臣著・丸山ゴンザレス監修・晶文社)がある。他に『バンコクアソビ』(イースト・プレス)など
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