今さら聞けない仮想通貨。一本調子の相場は終わり。難しくなる今年後半、覚えておくべきトレード知識とは?
2018.07.25
仮想通貨投資家たちの悲観する声で溢れた’18年前半を耐え、いよいよ目前には“明るい兆候”が見え始めている。いざきたる「第二黄金期」への備えはできているか? これから仮想通貨投資を始めるビギナーに送る、超実践的「入門書」をしかと読むべし!
現在は「ガチホ」だけでは勝ちづらい相場状況なのは前述の通り。ならばチャート分析力も必要だ。
「昨年のような初心者でも稼ぎやすい一本調子の上昇トレンドではなく、今年後半は難しい相場になるかもしれない。急騰と急落を繰り返しながら上がっていく展開を想定しています」
そう話すのは、専業トレーダーの億り人・ひろぴー氏だ。’18年後半の仮想通貨市場において、「初心者が最低限抑えておくべきトレード知識」を指南してもらった。
「まずはチャートを見る習慣をつけることですね。チャートは日々の値動きを記録したグラフ。チャートの表示方法にはいくつか種類がありますが、一般的なのは1日の始値と終値、それに高値と安値を記録した『ローソク足』です。取引所のホームページやスマホアプリで、ローソク足チャートが見られるので、空き時間に『今日はいくら?』と確認してみてください。ローソク足には1時間足や5分足などもありますが、基本は日足と4時間足でOKです」
では、ローソク足のチャートを見るときに意識すべきポイントは?
「トレンドですね。チャートを見て全体的に上がっているなと思ったら上昇トレンドだし、下がっていたら下落トレンドです。より正確にトレンドを判断していきたいなら『移動平均線』というテクニカル分析があります。過去の値段の平均をもとにした分析手法で、移動平均線が上向きなら上昇トレンド、下向きなら下落トレンドですし、移動平均線が横ばいで方向性がはっきりしない相場は『レンジ』と呼ばれます」
トレンドがわかると、どんなメリットがあるのだろうか。
「上昇トレンドの始まるときに買って、トレンドが終わるときに売れば利益になりますし、ビットフライヤーFXなどの証拠金取引を使うと、『売り』で入ることができるので『高値で売って、安値で買い戻す』ことで利益になります。ただ、仮想通貨は中長期的な値上がりが期待できる成長市場。初心者は売りで入るよりも、『下がったら買い、上がったら利益確定』という往復を繰り返すことを目指すべきでしょう」
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