市民を吊し上げ、王のベッドでご満悦まで……。安倍政権の閣僚は未曾有の水害後、何をしていたか

おフランスで旅行気分を満喫してドヤツイートの河野太郎外務大臣

 安倍晋三総理いわく、発災以来、政府一丸となって全力を尽くしているそうですが、安倍首相が行く予定だった、おフランスへの外遊は河野太郎外務大臣(衆・神奈川15区)が担当することになりました。豪雨災害がなければ、今頃、安倍晋三総理もこのパレードを見て消防隊やバイク隊の行進にテンションが上がっていたと思うのですが、さすがに200人以上が亡くなっているのにパレードを見ている場合ではないため、このお仕事は河野太郎外務大臣に任されることになったのです。  パレードの様子を動画や写真で伝える河野太郎さん。時に、マクロン大統領による日本語での哀悼の意をリツイートしながら、「日本がこれだけ大変なことになっているのに観光で行ってるんじゃねぇよな?」という穿った目で見る国民の批判を交わすために、要人との写真を掲載しながら、しっかりお仕事をしていることをアピールするつもりだったのですが……。  突然、フランスの外務省には王の寝室や女王の寝室があり、金のバスタブ、銀のバスタブがあると驚き、テンションの上がった観光客のようにツイートしたかと思ったら、「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンターよろしくフランス外務省の部屋の話を始め、イギリスのジョージ6世が訪仏した時の寝室のベッドが小さいことを紹介し……。 「こんな風に寝たそうです」って、まんまミステリーハンターやないか! 日本では段ボールを敷いて、世耕弘成経済産業大臣が業務用エアコンを入れていた暑い避難所で寝ている人がいるのに、よく何の配慮もなく観光気分で写真を上げられました。どんなメンタルをしているのでしょうか。しかも、このクソほどしょうもない観光ツイートに苦言を呈した人を片っ端からブロックわざわざ批判している人をエゴサーチして積極的にブロックしているのです。他にやることはないのでしょうか。ちなみに、金や銀のバスタブだったら、木更津の「ホテル三日月」に同じようなのがあります。断水で風呂に入れない人がいるこの時期に、わざわざ紹介されなくても結構です。

股関節が痛くなった安倍晋三総理大臣

 やっぱり最後は安倍晋三総理大臣です。先日、岡山を視察した際、被災地の説明をまったく興味なさそうに聞き流す様子が放送されていた安倍晋三総理。体調不良も噂されていたところ、14日には病院で「股関節周囲炎」と診断され、午後0時14分からは来客もなく私邸で過ごし、15日は朝7時47分に私邸を出発し、10分で官邸に到着し、激甚災害に指定する発表をした後、9時34分には私邸に戻り、そこから沈黙を続けています。この大事な時期に「股関節周囲炎だから」という理由で、頑張るのはみんなの仕事、休むのは首相の仕事になりました。「股関節周囲炎」は動くのもしんどいほど痛い病気なので、ゆっくり静養してほしいものです。その理由が改ざんなしの本当なら。  驚いたことに、未曾有の大豪雨で多くの方が亡くなられ、今もなお避難生活を余儀なくされている中、安倍首相以下、他の大臣たちの動向もチェックしてみたのですが、この有り様でした。それでも「無能だから総辞職」というわけにはいかないので、このろくすっぽ仕事らしい仕事をしていない大臣たちに仕事をしてもらわなければならないわけですから、「批判するより応援だ!」と言いたい気持ちがわからないでもありませんが、この国の大臣たちがまともに機能していないということは国民が知らなければならないことなので、批判するというより、まず皆さんに知っていただくことを第一の目標にしたいと思っています。マスメディアの皆さんも、もう少し仕事をしていない大臣たちのことを報じていただきたいと思います。 <取材・文・写真/選挙ウォッチャーちだい(Twitter ID:@chidaisan)> ちだい●選挙ウォッチャーとして日本中の選挙を追いかけ、取材活動を行う。選挙ごとに「どんな選挙だったのか」を振り返るとともに、そこで得た選挙戦略のノウハウなどをTwitterやnote「チダイズム」を中心に公開中。立候補する方、当選させたい議員がいる方は、すべてのレポートが必見。
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