クリスティアーノ・ロナウドがユベントス移籍。その理由と、巻き起こる波紋

この移籍で一番激怒したのはフィアットの組合

 一方、ユベントス側にもこの移籍に反対している人々がいる。それは、ユベントスのオーナーであるアグネリ一族が経営しているフィアットの労働組合だ。移籍料と年俸を含めておよそ4億ユーロ(520億円)を一人の選手のために費やし、一方の同社の労働者はみすぼらしい生活を余儀なくさせられているのだから無理からぬことだ。  サッカーのことよりも、企業の発展の為に自動車のモデル開発の為の投資に向けるべきだという考えからストを決行することを決めたのであった。(参照:「La Vanguardia」)  スペイン側でも、ジャーナリストでまた音楽家でもあるフリアン・ルイス(Julián Ruiz)が7月12日付のスペイン紙『El Mundo』で、「ロナウドはイタリアサッカーの暗いトンネルに入ってしまった。ほぼ34歳になるロナウドにとって、そこでは得点するのにこれまでよりも2倍の労力を必要とする。選手として陰りの段階に入ってしまっている中で、それはプロ選手として自殺を意味する」と厳しい口調で批判している。  ロナウドのツイッターでは、移籍が公になってから24時間も経過しない内に100万人のフォロワーを失ったという。(参照:「El Mundo」) <文/白石和幸> しらいしかずゆき●スペイン在住の貿易コンサルタント。1973年にスペイン・バレンシアに留学以来、長くスペインで会社経営する生活。バレンシアには領事館がないため、緊急時などはバルセロナの日本総領事館の代理業務もこなす。
しらいしかずゆき●スペイン在住の貿易コンサルタント。1973年にスペイン・バレンシアに留学以来、長くスペインで会社経営から現在は貿易コンサルタントに転身
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