パパ活アプリが「愛人市場」におけるコミュニケーション劣化を招いている<現役愛人が説く経済学43>

東條才子
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アプリは、しょせんアプリ。誰にでも開かれた場所にお宝があるわけがない

 皆さまこんにちは、東條才子です。どこにでもいるアラサーOLですが、常時4~5名の富裕層男性を対象に「愛人ビジネス」を展開しております。

 前回は、「確実な契約をゲットするには、万人ウケを捨てることも必要」と題し、中長期的な愛人関係に持ち込みたいなら「運命」タイプを攻略するのがよいとご説明いたしました。私は容姿も人並みで、若くもありません。多くの美女をとっかえひっかえする富豪を狙っても、成約率は低いと判断したのです。

 さて、私が愛人男性(最近ではパパ活ブームにのっとって「パパ」と呼ぶ方も増えているようですが)と出会うのは、基本的には高級クラブでのアルバイトと、愛人バンクです。最近、パパ活や紀州のドン・ファン事件で「パパ活」や高級デートクラブへの注目が一段と高まっておりますので、今回はそのお話をしたいと思います。

 ツイッター等のSNSで「パパ活」や「愛人」と検索しますと、「定期パパとデート♡」「今日は新規と会ってくる」などの書き込みを多く見かけます。彼女たちは「パパ活アカウント」と呼ばれており、日々どんなパパ活をしているかをデフォルメしてネットにアップしておられるのですね。

 彼女たちの様子を見ておりますと、最近の「パパ活」は多くが「シュガーダディ」「ペイターズ」といったマッチングアプリで行われているようです。高級デートクラブを利用しているらしい女性もおりますが、かなり少数派です。なぜか。

「高級」を謳うデートクラブでは、面接官との面談やオフィシャルな写真撮影、修正の効かない顔出しが必須ですから、「普通の女性」にはハードルが高いからです。

 一方、アプリでは顔の一部を隠すことができ、プロフィールを自分好みに作成できるため、若い女性にとっては「手軽」なのでしょう。相手に情報を出さなくてもいい点は、低リスクです。

 盛り上がるパパ活アプリですが、いかんせん男性側の利用料金がお安いため、悪い男性も多く混じっているのが現状です。ネットでは、「サイトでやり取りしてたp(パパ活における「パパ」の隠語)と待ち合わせしてたら、こっちの写真送った途端にドタキャンされた」ですとか、「月額いくらと言われて、明日振り込むからと熱弁するから体を許したのに、その後連絡が取れなくなった」などの書き込みも見かけます。

 被害女性は基本的に、泣き寝入りするしかありません。こうした酷いケースは一部だと信じたいですが、悪い男性を避け、素敵な紳士と安定的な関係を築けているのは1%もいないのではないでしょうか。

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パパ活で傷ついた女子は男性不信になり、悪循環に陥る

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