実需を伴う仮想通貨バブルはこれから!? 仮想通貨関連銘柄に注目せよ

コインチェック事件

コインチェック事件以降、仮想通貨市場は資金流出が顕著に。潜在客がもっといるはずで、証券会社の参入で間口が広がれば再び資金が入ってくるかも!?

 世の中の注目が仮想通貨に一極集中して人々が浮かれ騒ぐ裏で、株で確実に、それも驚くほど儲けている人たちがいる。そこで今回、取材班は超人的な実績を誇る株の達人たちに徹底取材を敢行。世相を反映するテーマごとに、秘蔵の銘柄を聞き出した!

続々と仮想通貨事業に参入! 実需を伴って“第二バブル”がやってくる!

「仮想通貨もその関連銘柄も、本当の上昇はこれから」  そう言い切るのは、投資顧問会社グロースアドバイザーズCEOの小澤正治氏だ。  小澤氏は投資顧問会社を運営しており、6か月で6倍高が期待できる銘柄や、20万円以下で買える2倍高期待株、決算発表後に見つけた最高品質株などを発掘し紹介している。  例えば昨年11月に1215円で紹介したマークラインズは今年2月27日に2134円の高値をつけた。わずか3か月で2倍近くまで上昇したのだ。高い的中率と圧倒的なパフォーマンスを誇る小澤氏が狙うのは仮想通貨関連株。 「6月、SBIホールディングスは、子会社のSBIバーチャル・カレンシーズによる仮想通貨取引サービス『VCTRADE』を始めました。また、マネックス証券を運営するマネックスグループはコインチェックを買収しました。ほかにも、GMOグループはGMOコインを、マネーパートナーズは金融庁の仮想通貨交換業者として登録されており、大和証券グループ本社がその筆頭株主。証券口座で仮想通貨の売買ができるわけではありませんが、株の個人投資家になじみのある証券会社やグループが仮想通貨事業に続々と乗り出してきているのは大きい」  これまで仮想通貨へ資金が流入することで市場も価格も大きくなってきたが、ここにきて資金は流出し仮想通貨の価格が頭打ちとなっている。その打開策となるのが、証券会社の本格的な参入だというのだ。

実需を伴った仮想通過の”第二バブル”はこれから

 一時的な“仮想通貨ブーム”は終わった感があるが、小澤氏は「実需を伴った仮想通貨、関連銘柄が盛り上がるのはこれからだ」と見る。 「仮想通貨関連銘柄で絶対に外せないのはリミックスポイント。子会社が仮想通貨交換業者『BITPoint』を運営しています。また、マーチャント・バンカーズは香港で仮想通貨取引所開設を目指し、大手ビットコイン取引所運営会社『BTCボックス』と資本業務提携を発表しました。ULSグループはQUOINEグループと資本・業務提携を結び、フィンテック分野での協業を進めていきます。ユニークなのがモーニングスター。投信の格付けなどを行う会社ですが、仮想通貨とICO案件の格付けをすると発表しました」  仮想通貨関連の好材料を持つ銘柄は爆騰間違いなしだ!
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小澤正治氏推奨銘柄はこの6銘柄!
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