商品を送ったあとも、油断は禁物です。「届いた商品が思っていた状態と違う」、「サイズが違う」などで、返品返金をして欲しい、などと言われることがあります。
中古品を販売する場合は、商品の状態は汚れがあったり、ほつれがあり、少しでも気になるところは説明文に入れ写真でアップしておくと良いでしょう。そして、プロフィール説明文に下記の文面を入れておきましょう。
(素人採寸です。サイズの多少の誤差はご了承下さい。)
(未使用品ですが、自宅保管品になります。)
(中古品になります、細かい事の気になる方、完璧を求める方神経質な方はご遠慮ください。)
ごくごくまれに、こちらが悪くない事でもクレームをつけてくる人もいます。トラブルなどは起きて当たり前と思っておく事も大事です。前もってそのような事もあると想定していれば、いざ起きても慌てずに対応出来ます。
出品者、購入者双方の話し合いが平行線の時はメルカリ事務局が間に入って頂き対応してくれる場合もあります。その場合、相手への評価を入れてしまうと、取引が完了してしまう為、メルカリ事務局も対応が難しくなるそうです。評価を入れずに、メルカリ事務局に相談しましょう。
今回はトラブルの事を書きましたが、メルカリ販売をしていると、「探していたものが見つかりました!」とか「とても気に入りました! 子供も大変喜んでいて嬉しいです!」など喜んで頂ける事が沢山あります。
楽しく続けて行くポイントは、購入者の方に喜んで頂く事を考え出品していく事です。そして、出品した商品が、売れて行くことがポイントです。
<文/泉澤義明>
いずみさわよしあき●1970年千葉県生まれ。リサイクルアドバイザー。高校卒業後、広告会社、テレビ制作会社等に勤務。副業で始めたオークションで半年後に独立、ネット古物商となる。自身の経験を活かし、ネット販売の講師も行っており、受講者からはわかりやすく、結果が出ると好評。オークション取引はヤフオク・メルカリ合わせて1万件以上の高評価を得ている。著書、『
プロが教える儲かる「ネット古物商」の始め方』(ぱる出版)が発売中。