党首討論、議論は本当に「平行線」だったのか? 論点ずらしで逃げる安倍答弁を書き起こしてみた
また、朝日新聞のTwitterアカウントは「国会で約1年半ぶりとなる党首討論があり、森友学園や加計学園などについて論戦が交わされました」とツイートしたが、そこに厳しい目を向けたのは同社OBでもあるジャーナリストの富永格氏。 “いや「論戦」は交わされていない。慣用表現に流れるのはやめましょう。”とお灸をすえている。「議論は平行線」との見出しを付けた記者は、議院内閣制の原則を知らないと思われます。議院内閣制は、閣僚が国会での質問に、誠実な答弁をすることが前提です。首相に誠実な答弁の責任があります。よって「議論は平行線」は間違いで、正確には「首相は誠実に答弁せず」です。 https://t.co/UmLHdWKniO
— 田中 信一郎 (@TanakaShinsyu) 2018年5月30日
実際に報道された紙面を見ても、限られた紙面ゆえに仕方ないのであるが、安倍首相の答弁は「文章で読んでもわかるように」上手に編集されており、あたかも野党党首陣の質問に当意即妙で答えているかのように見える。NHKに至っては野党党首の質問部分がカットされており、安倍首相が何に答えているのすらわからない始末。 これでは怒りの声が出るのも無理はなかろう。 そこで本サイトでは、昨日の党首討論の中から、立憲民主党の枝野幸男代表と日本共産党の志位和夫委員長の質問及び安倍総理の回答を全文書き起こしをしてみた。 いったいどのような点で、論点ずらしや時間稼ぎが行われたと批判されたのか、文字で改めて確認してみたい。いや「論戦」は交わされていない。慣用表現に流れるのはやめましょう。 https://t.co/u1LqdqGXAr
— 冨永 格(たぬちん) (@tanutinn) 2018年5月30日
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