40代後半〜50代の富裕層男性に「寂しい男」が異様に多い理由<現役愛人が説く経済学33>

東條才子
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カネを持っていても寂しいアラフィフ男性。持っていなければさらに寂しい

 こんにちは。東條才子と申します。ごく普通のOL業を営みつつ、4~5人の富裕層男性から経済的支援を受ける「愛人ビジネス」を展開しております。

 女子大生を買春したと週刊誌にスクープされた新潟県知事が、27日、正式に職を辞することになりましたね。彼の失敗については前回、「新潟県知事の失敗は、愛人市場の最下層に手を出したこと」と題し、ご説明いたしました。

 米山氏(50)は辞職表明の会見で、「中年男性がのぼせたということ」「(出会い系サイトを利用したのは)ある種満たされなかったんだろうと思う」と述べておられます。そんな彼に対してネットでは、「正直すぎてかわいそう」ですとか、「中年男性の恋か……切ない」などと同情する声もよく見かけました。

 米山氏のような中高年男性は、決して珍しくありません。愛人ビジネスを展開している私は、多くの富裕層と出会う機会がございますが、いちばん「寂しい」のは、彼と同じ40代後半から50代の男性だと実感しているのです。

 地位と名声、金銭的な余裕がありながら、家庭にも職場にも居場所がなく、第3の居場所として若い女性を求め、結果としてさらに孤独を深める。孤独を抱えるアラフィフ世代のお金持ちは、大勢いるのです。

 先日お会いしたある社長(Bさん、50代)は、「どこかで人生を後悔している」と悩みを吐露されていました。

 Bさんの家は、祖父の代から続く会社を経営しており、幼い頃から「将来はお前が継げ」と言われて育ったそうです。

「大学を卒業してすぐ、親のコネで商社に入って数年間でやめ、親の言うとおりに会社を継いだ。本当は商社をやめたくなかったんだけど、当時は親の言うことを聞く以外の選択肢がなかったんだ。」(Bさん)

 社長に就任してからは、大きな問題なくやってきたそうですが、40代後半から急に「このままでいいのか」と焦りが出てきたそうです。

 家庭では子育ての実権を妻に握られ、妻との関係は冷え切り、居場所がない。職場では「社長」としてしかみてもらえず、大御所のように扱われるばかり。同期の友人はほぼゼロ。

 そんな環境下で、ふと思うのです。自分は今まで、本当に自分の意思で動いてきただろうか。親の意思、妻の意思、会社の意思……それらを優先してきた結果、自分を置き去りにしてきたのではなかろうか。

 自分を本当に評価してくれる人はいるのだろうか。そんな不安から、愛人との関係を求めているようにも思われました。

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40代後半は、まだ「老い」に慣れていない

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