「一生懸命やっているのに認めらない」ストレスはこうして解消!

山口博

一致でも不一致でもストレスが溜まる!?

 冒頭に挙げた、「一生懸命やっているのに認められない」というケースは、タスクの優先順位付けが、自分のモチベーションファクターに引きずられ過ぎている場合が多いので、周囲から浮いているというストレスを覚えたら、会社の期待に沿って優先順位を調整することがよいでしょう。

 自分とは逆のモチベーションファクターで業務の優先順位付をしている人は、いわば我慢に慣れた人と言えるでしょうが、ストレスを感じやすくなったと思ったら、無理に合わせ過ぎている可能性がありますから、その場合は、可能な範囲で自分のやりたい仕事の優先順位を高めることもお勧めです。

 忙しいからストレスがたまると一概に思いがちですが、このように分解してみると、自分と会社のモチベーションファクターの不一致によるストレスと、自分のモチベーションファクターを会社のモチベーションファクターに一致させることによるストレスに分かれるのです。

 ストレスの原因が、これらのどちらであるかを見極めると、対処方法の確度が上がり、ストレスが解消されやすく、タスクマネジメントによる生産性も高まるのです。

【山口博[連載コラム・分解スキル・反復演習が人生を変える]第81回】

【山口 博(やまぐち・ひろし)】グローバルトレーニングトレーナー。モチベーションファクター株式会社代表取締役。国内外企業の人材開発・人事部長歴任後、PwC/KPMGコンサルティング各ディレクターを経て、現職。近著に『チームを動かすファシリテーションのドリル』(扶桑社、2016年3月)、『クライアントを惹き付けるモチベーションファクター・トレーニング』(きんざい、2017年8月)がある

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チームを動かすファシリテーションのドリル

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