新潟県知事の失敗は、愛人市場の最下層に手を出したこと<現役愛人が説く経済学32>

東條才子

愛人経済学

上級の男性が、底辺の女に手を出すのは自爆行為

 皆さま、こんにちは。東條才子と申します。
 富裕層男性を対象に「愛人ビジネス」を展開する者です。ここ数日、新潟県の米山隆一知事が「女子大生を相手に買春した」と週刊誌に暴露され、職を辞することになったニュースが話題ですね。

 週刊文春の報道によりますと、知事は出会い系サイトを通じて女性と知り合い、月に2回の頻度で1回あたり3~4万円を渡していたそうです。他にも複数の女性と交際していたとの報道もあります。

 気になって調べてみますと、知事の行為はほとんどが「援助交際」「買春」と報じられ、「愛人」と伝えるメディアは皆無でした。

 愛人にはどことなく、既婚者の不倫相手というイメージや、年の離れた女性と「1対1での深い関係」というイメージがありますから、独身で複数と交際していた米山知事には当てはまらないと判断されたのかもしれません。

 見方を変えますと、もし米山知事が相手の女性と深い信頼関係を築いていたら、女性は「知事の愛人」としてひっそり関係を続けてくれていたかもしれない。ただ、その未来は実現しませんでした。

 会見で、「私が考えていたことと(交際)相手の方が考えていたことが違っていた」と述べた米山知事は、交際相手を探すマーケットから間違っていたのです。

 この連載で何度も登場している「愛人ピラミッド」の理論をご存知の方は、ピンと来たかもしれません。愛人マーケットは男女のスペックに応じたピラミッド構造をなしており、自分を売り込む階層を間違えると、大きな痛手を被るのです。

 たとえば、連載の第10回(「愛人契約の失敗例 たとえデブハゲでも超富裕層は庶民の女に不釣り合い」)でご説明したように、ピラミッドの中間に位置する私がトップクラスの男性を相手にしても、愛人関係の成立は難しい。価値観が違いすぎて疲れ切ってしまうのです。

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ピラミッド頂点の男性が、最下層の女性を相手にするのは愚の骨頂
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